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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。現在切迫流産で1ヶ月以上入院していますが、医療費が高額になってしまいがちです。そんなときに助けてくれるのが、高額療養費制度ですね。収入によって区分されている限度額を超えた分は、還付してくれる制度です。

還付請求は面倒で確実ではない。

高額になった医療費を還付してもらうには、保険証に書かれている発行機関に問い合わせて手続きをします。簡単な流れはこうです。

発行機関に問い合わせ、申請書の取り寄せ。

保険証、マイナンバー、入院診療費領収書、受け取りをする通帳を用意して高額療養費支給申請書に記入する。申請書を提出。

医療機関から提出される診療報酬明細書(レセプト)を元に審査。

還付が決定したら診療から3ヶ月以上後に、入金。

高額療養費支給申請書は、受診者ごと、月ごと、医療機関ごと、入院と外来ごと、医科と歯科を分けて、それぞれ記入しなければなりません。なかなか大変な作業です。しかも審査があるので、まれに還付されないこともあります。そうなったら、当てにしていた分大変になりますね。還付が決定しても入金までに時間がかかるので、その間の支払いをどうしていくかも大変です。

保険証の種類が共済である場合のほとんどは、高額療養費支給申請書を提出しなくても、自動計算によって給与通帳に入金してくれます。自分の保険証はその場合になるのか、確認してみて下さい。ただ入金までには同じように時間がかかります。

先ほど書いた必要書類は最低限の部分になりますが、負傷の場合には負傷原因届出書、第3者による疾病の場合は第三者行為による疾病届出書、低所得者世帯には、住民税の非課税証明書や所得証明書などが別で必要になってきます。申請書提出前に、必要書類を確認して下さい。

……うん、とっても面倒。

還付の手続きをしないですむ方法。

そもそも医療費を先に払って、3ヶ月以上後に差額が入金されるとしても、高額すぎて生活費に余裕がないです。お金が帰ってくるなら、そもそも払いたくないです。金銭的精神負担を楽にしたい!

できますよ。限度額適用認定証をもらえばいいんです。

限度額適用認定証ってなんぞや?70歳未満の方で、高額な療養費がかかることが見込まれる人は請求できます。この限度額適用認定証と保険証(低所得者の方は限度額適用・標準負担額減額認定証が必要になることがあります)を、支払いの前に病院に提出すれば、限度額を超えた金額は払わなくていいのです。入院費の目安も分かりやすくなりますし、金銭的負担が楽になるのでめちゃめちゃ助かりますよ。これで入院費の請求がくるまで、モヤモヤしなくてすみます。

限度額適用認定証の取得方法。

保険証の発行機関に問い合わせて、限度額適用認定請求書の用紙を取り寄せる。

保険証番号、マイナンバーなどを記入捺印して、送付または窓口に提出する。

1週間ほどで限度額適用認定証が届く。

じゃ、じゃーん!

私も限度額適用認定証が届きました!病院に届けてはもらえないので、自宅から誰かに取ってきてもらう必用がありますね。昔の保険証のような見た目で、親近感がわきます。個人情報が多すぎて、ほとんど赤で消してしまっていますが、有効期限の間は、何度でも使えますよ。大変な請求手続きもなくなって、支払いが楽でした。入院したらすぐに限度額適用認定証の請求をするべきですね!

認定区分(有効期限の下)を見れば、自分の限度額が分かるようになりますので、支払いの金額が予想できます。差額ベット代、食事代、文書代、保険適用外診療費などは除きます。*2017年3月現在

ア、標準報酬月額83万円以上の方、又は年間所得901万円超の方。252,600+(医療費-842,000)×1%

イ、標準報酬月額53~79万円の方、又は年間所得600万円超の方。167,400+(医療費-558,000)×1%

ウ、標準報酬月額28~50万円の方、又は年間所得210万円超の方。80,100+(医療費-267,000)×1%

エ、標準報酬月額26万円以下の方、又は年間所得210万円以下の方。57,600円

オ、被保険者が市区町村民税の非課税者等の方、又は住民税非課税世帯の方。35,400円

正社員なのに安いなぁ。私の年収がバレますね。私は認定区分「エ」とありましたので、57,600円から上がることはないですが、差額ベット代や食事代などなどが乗っかってきますので、安心はできません。実際の支払額は、また別の記事で載せていきます。

長期の入院になりそうな場合、有効期限を1年までのばせると聞いていましたが、限度額適用認定申請書に有効期限を希望するような記載箇所などなく、発行機関が決めてきました。6ヶ月……微妙だ。私その後も入院しているかも…。期限が切れそうになったら、また請求するしかないですね。

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