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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。私が社会人1年目の時から、実家から職場が遠いこともあり、一人暮らしをしていました。よき一人暮らしする自信があったものです。あの時手取り9万円にもかかわらず、ちゃんと貯金もできていました。その時の生活を振り返ってみます。

手取り月9万円。でも貧乏ではない。

正社員で手取り9万円というと、財形貯金やっているんでしょ?積立やっているんでしょ?と言われます。持株会も断りましたし、財形貯金等もやっていません。理由は簡単、生活できなくなるからです。周りの同期も、同じ給料でやっていますし、上司はこの給料からやってきた人たちです。当然出来るだろうという自信はありました。

手取りは9万円でしたが、ボーナスがちゃんと出る会社でしたので、ボーナスは当てにせず、ほぼ全額貯金していました。とは言っても社会人1年目なので、最初のボーナスは出ていないので、冬のボーナスからようやく貯められました。貧乏になりそうな手取りですけど、1年目で100万円貯金できました。貯金できると言うことは、貧乏ではないと思っています。

また、アパートは築65年の5階に住んでいました。もちろんエレベーターなんてついていません。部屋に行くまでのゴキブリ遭遇率は半端なく、5階までの階段を登ると、平均6匹はいましたね。部屋には定期的に燻煙剤バルサンをしていたので、ほとんどいませんでした。

このときも物はそこまで多くありませんでした。ミニマリストの卵だったのかもしれませんね。まあ、あれこれ買う、という余裕が無かったのが正直なところです。

生活保護以下の生活。

働いているのに、生活保護以下のお金で生活している人を、ワーキングプアと言うらしいですね。本当貧乏だねとか、可哀想に…と言われていましたが、難なく生活できました。むしろ生活保護の給与があるならできて当然です。できていない人は、何かで贅沢をしています。欲を捨てることができれば、出来ないことはないです。

当時の生活費内訳

家賃  10,000円

水道代 1,250円

電気代 900~1300円

ガス 2,000円

携帯 5,000円

食費 5,000円

交通費 1,000円

交際費 3,000円

医療費、化粧品、雑費 1,500円

家賃込みの生活費は、3万円以内で収めていました。交際費は会社の飲み会なので、断れない出費です。痛かったな~。もともと実家にいるときから節約が好きでしたので、一人暮らしするときも、節約はして当然と思っていました。一番お金のかからない趣味ですね。少しづつですが、通帳に増えていく残高を見るのが楽しくて仕方ありませんでした。

給料が少ないなら借金はしない

給料が少ないなら、生活費が足りないから、って借金する人多すぎます。一度大きな借金をしてしまうと、月の支払いが重く、重く、のしかかります。苦しくてもやりくりし通す覚悟がないと、簡単に借金生活に転落するでしょう。

私は学生の頃に、車を買いました。その時はお金が無かったので、ローンを組んでアルバイト代から払っていました。18歳で組めるローンがあったのですが、今もあるのかな?周りの子は新車を買っている子が多かったですが、免許とりたては事故率も高いですし、何年もローンを払いたくありませんでしたので、中古車にしました。当時のアルバイト代は6万円前後で、中古車にしても、月3.5万円のローンは苦しかったです。

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その時に毎月の生活がこんなに苦しいのだったら、絶対に借金はしないと心に決めました。どんなに苦しくても援助しなかった親に感謝です。頼らなかったので知らなかっただけかもしれませんが、おかげで借金の辛さを身をもって知ることができ、身の丈にあった生活を心がけるようになりました。クレジットカードのリボ払いも試したことがありますが、利息がバカバカしくなって、一括払いをするようになりました。せっかくそうやって手に入れた車ですが、一人暮らしをするときに駐車場が見つからず、泣く泣く実家に置いて生活する事になるのでした。

まあそのおかげで、一人暮らしに余計なお金の負担はかかりませんでしたね。その車は兄が代わりに使っていましたので、保険料と車検代は兄にしてもらいました。毎日乗っているので、それくらい負担してもらっても良いと思います。こっちもレンタル料取っていないですし、兄も車を買う必要がなくて助かっています。win-winの関係だったと思います。

ただ実家住まいで、車も借りていたせいか、兄には自由になるお金がありました。若い時代を楽しく謳歌できたと思います。ただ節約する、という能力が育たなかったため、今でも貯金が苦手なようです。もともと女の方が現実脳なのかもしれませんが、給与を稼ぎ始めたときに、お金の苦労はさせた方がいいのかもしれません。始めにお金の苦労をさせると、その後のお金の使い方が変わります。長い目で見ると、とても大きな貯蓄の差に変わっていきます。

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