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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。

私は一時退院はあるものの、5ヵ月以上切迫早産で入院しています。安静のため、寂しがる子供にも、たまにしか会えない生活をしています。前回の記事で、子供も入院になり、おばあちゃんが亡くなり、旦那も頭がいっぱいになって、もめてばかりいました。

ぐったりして心配だった子供も、ご飯を食べられるようになり、なんとか退院できました。

全てが落ち着いたように見えた。

考えることが、めまぐるしく回る1週間だったように思います。それでも子供も回復したし、おばあちゃんの葬儀も無事終了しました。あとは私が退院すれば良いくらいで、問題は落ち着いてきたように見えました。

もう一人の子供を病院に連れて行った旦那から、電話がなりました。

「今日も大学病院に行ってきたよ。自閉症スペクトラムって診断された。」

旦那はかなりショックを受けていたみたいで、気持ちがフワフワと落ち着かないようでした。もともとADHDの疑いがあって、大学病院を紹介されたのですが、自閉症スペクトラムの方が主な障害だと言われたそうです。自閉症は遺伝的要因や妊娠中のてんかん薬等の服用により、発生率が高くなります。旦那の兄弟も自閉症を持っているので、自分の遺伝のせいだと責任を感じているみたいなのです。

私は、不思議とショックを受けませんでした。

一般的にはとても育てにくい子、というのは知っていましたが、違っていることが楽しく自慢でもありました。やっぱりこの子は、私でなくては責任を持って育てられない。と、あっさり覚悟は決まりました。

それでも旦那は不安なようです。どうやって育てていくんだ。日本の学校では合うところがない。将来どうなるんだ。生きにくい人生にさせてしまった。マイナスな事ばかり考えていますよね。「大丈夫。私がちゃんと見ながら育てていく。」と言っても、大丈夫などと簡単に言うな。将来の保証がどこにも見えてこないと、またマイナス発言です。

私は軽々しく、大丈夫だなんて言ったつもりはありません。やると決めたら、徹底的にやり抜くタイプです。下調べを入念に行い、しっかり寄り添って教育をしていくつもりです。自閉症だからって、人生が駄目になるなんて親が決めることではありません。ただこの子が幸せな人生を送れるように、一緒に最適な道を見つけて、手助けしていくだけです。

「これから起こるかも分からないマイナスばかり考えていたら、何も変われないし時間の無駄だよ。そんな事態を予測するのは最低限にして、実際に起こったときに真剣に考えよう?プラスに考えて、前進しなきゃ。私は育てられると思っている。」

育てられるという具体的な案がないじゃないか、と不満そうでしたが、この子の育て方の正解なんて、医者ですら分からないのです。自閉症の統計学での、アドバイスをするくらいです。自閉症だから甘く育てたり、しつけをあきらめたりなんてしません。教育方針は変えず、この子に合わせた働きかけをするくらいです。

落ち込まないのは、覚悟が決まっているからかもしれません。

けっして強い人間ではなく、むしろ人に対して弱い人間ですが、家族のことになると、あっさり肝が座るから不思議です。それどころか立派に育ててやろう!とやる気が出てきています。自閉症なんて個性です。あいつ変わっているな?と言われるでしょうが、普通じゃない人間、普通じゃない人生の方が楽しそうじゃないですか。

早く退院して子供をみたいが……。

子宮経管は相変わらず、1.6cmという短さです。3.0cmに近づかないと退院できそうにありません。しかも最近は、お腹にモニター(心拍やお腹の張りを確認する機械)をつけているとき、赤ちゃんの心拍が落ちているのです。普段は160~175くらいの心拍ですが、突然110~120くらいに落ちたりしています。

お腹が張ったときには心拍が落ちやすいのですが、お腹も張らず仰向けに寝ていただけで心拍が落ちるときもあるので、少し心配ではあります。看護婦さんいわく、へその緒が圧迫されると、酸素や栄養が届きづらくなるため、心拍が落ちたりするそうです。仰向けに寝ることを避けて、常に横向で寝るように気をつけています。姿勢を変えても心拍が回復しない場合には、首や足などにへその緒が巻き付いていることもあります。そのときには、赤ちゃんの命を守るため、緊急帝王切開になってしまうこともあります。そうならないことを祈るしかないですね。

旦那には言っていません。すぐに頭がいっぱいになって、マイナスの事しか言わなくなるからです。心配をかける必要もないので、ギリギリまで言わないでしょう。

次々と問題は起きるので、旦那は今が一番大変だと思っているようです。私は人生で起きる大変なことの一つ、としか思っていません。もし今後大変なことが起きても、私の考え方なら覚悟が決まるまでが早いんじゃないでしょうか?だから冷静でいられるし、あまり落ち込んだりしないのかもしれません。たいていのことは、乗り越えてやります。

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