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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。物を減らし始めて1年を経過し、物の無い生活にも慣れてきました。物を減らすことに消極的だった相方も、「こんなに忙しくても部屋が汚くならないのは、物が無いおかげだね。」と理解を示してくれるようになってきました。

できるだけ最小限のもので、最低限のスペースにおさまるように心がける毎日ですが、ミニマリストにとって危機ともいえる時期がやってきました。

それは年末年始です。

年末年始はボーナス時期ということもあって、大人も子供もにぎやかで楽しい時期です。しかしミニマリストにとって年末年始には、「物が増えるリスク。」と「物が足りないリスク。」という相反する危機がやってくるのです。それはいったいどういうことなのか、解説していきたいと思います。

物が増えるリスク。

年末年始にはイベント事がたくさんあります。クリスマスも大人だけなら外食しにいったり、豪華な食材でのご飯で良いですが、「うちはミニマリストの家庭だから、クリスマスプレゼントはなしね。」とは子供に言えません。何かしら買うのですが、おじいちゃんおばあちゃんや、その他の家庭からもプレゼントを貰うことがあります。

忘年会シーズンでもあります。ただの飲み会ならいいのですが、わざわざ会費を集めてビンゴゲームやくじ引きをしたりします。「私は景品いらない。」と空気を読めない発言はできず、大きな景品を手に家に帰る事になるのでした。

12月に入るとボーナス商戦が始まります。この時期にお金を落としてもらおうと、魅力的なおまけをつけたり値引きしたりして、購買意欲を刺激してきます。家族はそれに乗る気満々なので、頭を悩ませているところです。夫婦揃ってのミニマリストなら、迷わず銀行や郵便局の定額定期に預けます。ボーナス時期のキャンペーンにちゃんと乗っていますし、お金を使わないまま貯金ができます。

1月になれば正月セールや福袋が購買意欲を刺激してきます。私は福袋に興味がないのですが、家族は色んな会社をリサーチしています。私には「それ、本当に使うの?」とささやかな抵抗を見せることしかできません。

きらびやかな町並み、魅力的な商品たち、ちょっと潤ったお財布、何か盛り上がりたい。そんな気持ちが揃えば買ってしまうのも当然のことです。本当に必要な物、または食べてなくなるものにとどめ、最低限でこの時期を終わりたいものです。

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物が足りないリスク。

物が少ないことを好むミニマリストなのに、物が足りないなんて意外かもしれません。しかしミニマリストだからこそ足りなくなるのです。ミニマリストの隠れたデメリットとも言えるでしょう。

1、ストックを持っていない。ストックがあると在庫がある…とストレスになってしまうため。

2、こだわりの商品を使っていることが多い。普通のお店で売っていないこともあたり前。

3、一つの商品で兼ねていることが多いので、その商品が無くなっただけで家全体が回らなくなる。

これらの何が問題なのかというと……年末年始は物流が一部ストップしてしまうのです。ほとんどの会社や農家などがお休みになるので、商品が入ってこなくなるのです!近所のスーパーですら、品切れしないように大量に入荷はしているはずですが、品切れすれば1月の4日以降でないと入荷がありません。

12/29〜1/3あたりは売れ切れたら買えない、グレーの期間なのです。しかも価格が年末年始は高めに設定されていても売れるので、いつもの買い物が高くつく傾向にあります。

「それならネットで買えばいいじゃーん。いつも買ってるこだわりの商品もネットで買ってるし。」

甘いですな!ネットは12/25〜12/28にお休みを開始するところが多いです。年末年始はネット業者も配達業者もいっぱいいっぱいなので、ギリギリの日に注文した分は、来年にまわされることになります。最低限の物で暮らしている者たちにとって、この時期にものがなくなることは、生活が回らなくなることを意味します。

ミニマリストより下回ったらなんと呼ぶのか……極貧生活ですよ!最低限の物も買えないなら、そうなってしまいます。何もない生活をしてしまったら、新年からダークなオーラを放ちかねません。

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リスクを避けるために。

物が増えるリスク、物が足りないリスクを避けるためにどうすべきか。ネットでしか購入できないようなものや、ないと困る物は、12月初めにストックをしておくことです。ストックが嫌でも物が無さすぎて困るよりはマシです。

そして、ストックがあるので無理に買い物に行く必要がなくなります。そもそも買い物に行かなければ、きらびやかな商品も目に入る心配も無いので、無駄に買ってしまうリスクも減らせます。お店にいかなくても欲しいものは、必要な物である可能性が高いので、一年頑張った自分自身にプレゼントしてもいいのではないでしょうか。

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