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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。家族が捨てられない人だったので、私がミニマリストに目覚めたときは、批判されました。とっておいても困らないんだし、良いじゃないか。いつか使うかもしれないだろう?そう言われているうちはまだ良いですが、アレがないけど、捨てただろう!と勘違いされたことも多かったです。

とっておいたら、物が増えて困るんです。押し入れがいっぱいになって、必要なものが見つけられないんですよ。何度も困りました。掃除も面倒なくらいいっぱいですし。

いつか使うかもしれないものは、ほぼ使われることはありません。いつも使わないから、どんどん増えていくんです。いつまでも使わないものは、ササッと使って捨てた方が、放置されるより意味があります。初めの頃は、ミニマリストの考え方を理解してもらえないことが多いまま、1年半が過ぎていました。

相方に変化が出てきた。

相方は物をあまり買わない人ですが、一度手にしたものは長い間大切に使ったり、使わないものでも捨てずにとっておく人でした。買わないので物が増えなさそうですが、破れても関係なく使い続けます。周り(特にお母さんとか)が見かねて変わりの物をあげるのですが、それでも破れた物を使うのです。私がかってに使えないものだと判断してしまっているだけで、彼にとってはまだ使えるものでした。

ここまで徹底して使い切る彼には尊敬します。私は自覚なかったけども、もしかして飽きっぽいんだろうか?物持ちが悪い方なんだろうか?って反省もしますね。まあでも穴が空いてるから、恥ずかしいと思うのは一般的だと思います。

そんな彼が突然「もうこれ破れてるし、捨てるね。これももう要らないな。」と捨て始めたんです。突然の変化に私も困惑しました。物を大切にし過ぎる彼が、物を捨て始める……。その部分も好きだっただけに、何か心変わりしたのかと心配になりました。

人の気持ちに目を向けた。

私の心配は無用だったことが、後で分かりました。彼いわく、自分のことを思って買ってくれた服が目に付くようなった。着られないまま放置している洋服が、申し訳なくなったし、せっかく自分のために買ってくれているから着ようと思ったとのこと。

やっぱり物を大切にしようという思いは変わっていませんでした。それに相手の思いも大切にしようとしたっていうことですね!なぜ着ていない服にいまさら気づいたかというと……、クローゼットの中が物がいっぱいすぎて、何が何やら分からなかったらしい。よく分からないから、いつも手前の洋服を着ていたと。それが私が断捨離に目覚めて、どんどん物が減り、クローゼットがスッキリしてきて、自分の物が見えるようになったというのだ。

私の服が原因かーい。

彼の物はこのときまで捨てていませんでした。ただクローゼットの中で、彼の物と私の物が入り乱れて、物を管理できない状態になっていたんです。目に入ってくる情報が多すぎると、脳は処理しきれません。自分の物でなくても、一緒に混ぜて大量に置いてあったら、脳はフリーズしていたことでしょう。彼はもともと多すぎるというほどは持っていなかったので、物が多いというのに極端に慣れていないせいもあったのかもしれません。

洋服破れても着てたのって、他の服が探せなかったせいだとしたら……やっぱり私のせいやないかーい。

だんだんと物が減っていき、クローゼットがスッキリとしてきて、ミニマリストに近づきました。そうすると、彼の洋服の全体像がようやく見えるようになりました。スッキリした空間になったことによって、洋服が管理できるまで視覚情報を減らすことができたのです。そこでようやく、要る要らないの判断がつくまでになりました。

人が物を溜めるのは、個人の責任だと思っていました。捨てられない、片づけられないのは意思の弱さなんだと決めつけていたのです。ところがその判断を邪魔していたのは、私が大量に持っていた物たちで、私が原因の一つでありました。同じ空間に住むもの同士が影響を受け合うのは当然のことで、一人だけのせいということはありえません。

私が物を減らしてスッキリした空間で生活するようになってから、彼もだいぶ変わってきました。物をより増やさないようになりましたし、使い切ったらちゃんと捨てられるようになりました。ときどき、そんな思い切っちゃっていいの!?というくらいミニマリスト化してきています。同じ空間に住むものは影響しあうもの。影響を大きく受けているのは、私の行動を認めてくれているから、ミニマリストに寄ってきているのかも?と良い方に解釈しています。

初めは一人でやっていてあまり理解されなかった断捨離が、今では家族の断捨離になっていっています。ミニマリストが理解されない!って悩むときもあるかもしれませんが、時間が経つとどういう変化が起きるか分かりませんよ?我が家ではこのパターンでしたが、それぞれの家庭のパターンがどうなのか面白そうですね。

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