お風呂の物を減らしたら、時間が余った。

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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。ミニマリストを目指す前はお風呂には色々なものがありました。シャンプー、リンス、石けん、メイク落とし、泡立てネット、カミソリ、ボディーソープなどなど、それ以外にも棚にスペースがあれば何かを置いている状態でした。

お風呂に本当に必要な物だけにしぼっていった。

まずはリンス不要のシャンプーに変えました。探してみると意外とあるものです。始めは髪のキシミが気になりますが、次第に慣れていきます。しかも髪が乾きやすくなったので、ドライヤーの時間が時短になりました。

メイク落としはキッチンにあるオイルで落とすようになりました。メイクは汗や雨で流れてしまわないように、油溶性になっていますので、油になじみやすくなっているのです。たっぷりつけてクルクルっとすれば、マスカラも落とせます。今では、メイク落とし不要のファンデーションやマスカラ、アイライナーに変えてしまったので、オイルすら不要になりました。

泡立てネットは壊れたので捨てて、買い替えをしませんでした。はじめは泡立たないことに、イラっとしましたが、慣れると手のひらでも泡立てられるようになりました。

ボディーソープや石けんは、シャンプーが全身に使えるタイプにしたので不要になりました。全身まとめて洗えるので、時短になりましたし、どれを使おうか迷う時間も不要になりました。

カミソリは錆びたり雑菌の温床なので、お風呂場に置かなくなりました。全身脱毛を完了しているので基本的には必要ありませんが、たまに電動のひげ剃りでお風呂に入る前に剃ってしまいます。

今お風呂にあるのは泡ボトルに入った、全身に使えるシャンプーのみです。全身用とはありませんが、顔に使えると書いてあったので、全身に使っても問題ないと判断しています。

ミニマリストには洗剤を一切排除して、お湯だけで頭や体を洗う人もいますが、私にはできませんでした。優しいメイクでもお湯だけでは落ちないので、顔でなくても洗剤を使わなければ落ちない汚れがあると思います。気づかないうちに異臭を放つのは怖いので、今後も何か一つは洗剤を持ち続けます。

物を減らしてどうなったのか？

始めた頃は、ただ「掃除も買い物も楽だし、スッキリするから。」という理由で物を減らしていました。もちろん掃除も楽になり、在庫の管理も簡単になりました。物を減らした分シャンプーを良い物に変えたので、お風呂グッツのコストは変わっていないはずですが、気づいたら節約になっていたのです。

減ったのは水道代とガス代でした。

以前はシャワーを浴びながら、歯磨きしたり、毛を剃ったり、トリートメントで１０分おいたり、ゆっくり化粧を落としたり……急いでるつもりでも４０分くらいはお風呂から出てきませんでした。４０分間もあたたかい水を流していたら、水道代もガス代も高くなるのはあたりまえです。それが毎日続くのですから。

とくに当時は疑問にも思いませんでした。女子たるもの時間がかかってあたりまえ、それくらい最低限必須のことだと信じて疑いませんでしたから。

それが今や時間をかけても１０分かかりません。カラスの行水みたいですね。

シャワーで髪を濡らしながら軽く頭皮マッサージをしたら、全身シャンプーで上から下まで洗って流すだけです。洗剤の種類が違うなら部分部分で流す必要があるかもしれませんが、一気に洗えます。しかも泡ボトルに入れているので、泡立てる時間も必要ありません。

時間をかけようにもかけるところがありません。時間が短いので汚れが落ちているか疑問に思う方もいると思いますが、しっかりマッサージしながら洗ってもそんなにかからないのです。忙しい朝でも負担無くシャワーが浴びられます。洗面所で洗顔するのと、シャワーを浴びる時間が同じくらいなので、シャワーにしてしまうことがほとんどです。

リンスをしていない髪は乾く時間がとても早くなります。髪がぱさぱさになるのが心配なら、乾いたあとにアウトバストリートメントを使えばいいです。お風呂の中でしていたことを、お風呂の外にするだけで、水道代ガス代の節約になりますし、時短になります。過去のシャワーの時間で、髪を乾かすまで余裕でできるようになりました。

気づいたら時間までも節約していたんですね。

今まで毎日が忙しくて時間が足りない、一日３０時間あればいいのに。とよく考えていました。独身時代で特に趣味があったわけでもないのに、何がそんなに忙しかったんでしょう。今となってみれば、毎日やることはたくさんありますが、無駄を省いた結果、時間を作り出せるようになっていました。

子供のこと、家のこと、仕事のこと、自分のこと。

やることは山のようにあります。時間が足りない人はなんでも頑張りすぎなんでしょう。だから時間が足りなくなるんだと思います。今までやりすぎていたこと、時間をかけ過ぎていたこと、無駄な物を省くことで時間は有効に使えるようになります。

無駄を省くなんてかっこつけていますが、本当は手を抜きたかっただけなんです。やることがどんどん増えて、自分のキャパを超えてしまったので、意識して減らしていきました。キャパを超えてしまったときって、イライラして人にあたったり、部屋が散らかったり、やることは多いのに何も手につかなかったりするんです。

物だけでなく時間も節約できたおかげで、ダラッとする時間をわずかながら作り出せました。人間ずっと頑張り続けることはできません。いいじゃないですが、ダラッとしてたって。今では物を減らすというより、自分の時間を増やすために頑張っています。

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