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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。今、世界中で災害が起きています。日本でも、家屋が倒壊するレベルの地震が次々と起きています。 安全な地域というものは夢物語となりました。

ミニマリストが増えてきて言われているのが、

「ミニマリストは災害に弱い。」

「ミニマリストでは食料品が足りなくなる。」

「災害があれば、最低限の物では足りない。」

「トイレットペーパーなどの衛生用品が足りない。」

などなど足りないばかり言われすぎている。  物が多すぎる!と最小限の生活を目指しているのだが、本当に足りないのだろうか?実際の災害が起きたときを振り返りながら、 考えてみます。

ミニマリストが 地震にあったら?

震度7の地震が来たときには、歩けないほどの揺れでした。子供がいるのに、助けに近づくこともままなりませんでした。震源地に近かったおじいちゃんは、ベッドから振り落とされて床に顔を打ち、顔の1/3が青胆になりました。冷蔵庫や洗濯機などの重たい物も動いていました。

そんな状態でも怪我をしなかったのは、物が無かったからです。  寝室にはベッドしかないので倒れてくる物はありません。 作り付けのクローゼットの中も、洋服しか入っていないので危険はありません。リビングには 床に直置きのテレビと小さなテーブルがあるだけなので、怪我の原因にはなりません。

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倒れるようなもの、落ちてくるような物が全くない家でした。(家本体は別です。)

地震が来る5ヶ月前からミニマリストを目指し、徐々に物を減らしていたので、物が多かったら割れた皿やタンスなどで怪我を していたかもしれません。ミニマリストが災害に弱いと言っても、物が無いから怪我をせずにすみました。

数日間はスーパー や コンビニも開かず、買い物はできない状態です。避難所に行っても、どこもいっぱいで入れませんでした。食べ物は家の冷蔵庫にあるものでまかない、寝る場所は車でした。

よくよく考えてみれば避難所のような人の多い 所は苦手ですし、子供が周りに迷惑をかけないかハラハラしてストレスが溜まってしまいます。車の中は家族だけの空間ですし、地震があっても崩れないので安心して寝れる空間でした。寝心地は悪かったですが、安心感からそれなりに眠れました。エコノミー症候群にならないように足を上げて寝、着圧靴下や着圧タイツを着ていました。

停電した家に入るときは、スマホの明かりで照らしました。電灯より暗いかもしれませんが、荷物も増えず役割を担ってくれました。

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専用の防災グッツは不要!ミニマリストの災害対策。

○電灯、ラジオ、地図

スマホで代用。 電灯のかわりにもなり、情報収集も出でき、連絡も取れる。地震後は周りの風景が変わって道に迷いやすいので、マップの役割も意外と役立ちます。停電していれば充電は車ですることになります。

○食料

食品を保存するようなパントリーなどはありませんし、 冷蔵庫に入る分を週に1回買いに行くくらいです。比較的スッキリめの冷蔵庫でしたが、食べる物には困りませんでした。冷蔵庫は開け閉めを最小限にしていれば、停電していてもしばらく冷えています。特に災害用で用意はしていませんでしたが、そのまま食べられる缶詰めやお菓子などは重宝しました。いざというときのために、冷凍室にはストックがあってもいいです。

水は鍋やペットボトルを持って、水が出る公園に汲みに行きました。水がでてるところがあったので助かりましたが、飲み水のストックは 用意しておいた方が良さそうです。

キレイな湧き水だったところも、地震後は濁っていたりします。飲用水が手に入らない時には、近くに生えている植物の葉をキレイに拭いて、ビニール袋を被せて縛っておきます。翌日には水分が少したまっています。

○調理器具

我が家は卓上コンロが壊れてしまって使えませんでした。用意していても使えないこともあります。調理中に地震がきたら火事の原因になってしまいます。調理せずに食べられる物から食べるのが一番です。卓上コンロがなくてもアルミホイルを使ってソーラークッカーを自作する事もできます。ソーラークッカーとは、太陽の光を真ん中に集めて調理する器具の事です。ピザやご飯だって作れます。真ん中に置く鍋やフライパンなどの外側が黒色だと、熱を吸収しやすく効率が良くなります。

○皿やコップ

皿やコップを洗う水がないので、アルミホイルやサランラップを皿に敷いて使います。 食べ終わった後はそのまま捨てればいいので、皿を汚さずに済むことができます。コップはできる限り家族で1つのコップを使います。使用後はキッチンペーパーなどでキレイに拭いておきます。

○衛生用品

オムツなどの衛生用品は1週間分はストックが必要です。もしオムツがなくなったら、とってつき?ビニールを開いて トイレットペーパーなどの紙をしいて結べば、簡易オムツの出来上がりです。使った後のオムツは「うんちが臭わない袋」に入れておけば、しばらくたってもほとんど臭いません。もちろん災害時は水が流れないので、大人のものもその袋に入れておきます。

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怪我したときには軽く水洗いして、サランラップを巻いておきます。サランラップは雑菌も通しませんし、簡易キズパワーパッドのようなものです。風を通さないので、寒いときには体に巻いて防寒になります。紐状にすれば結ぶこともできますし、紐状にしたものを編みこめばロープにもなります。

○トイレットペーパー

最悪トイレットペーパーが無くなれば、大きめの 葉っぱを揉んで使います。しかし衛生のためにもトイレットペーパーがあった方が良いです。ストックはあまりしたくないので、巻きが長めの物を普段から使うようにしています。 ロングタイプのトイレットペーパーが2つあれば間に合います。

トイレの水が確保できているなら、 毎回バケツや鍋で汲んでトイレを流します。水がないならうんちが臭わない袋にします。

トイレ用の水を確保する方法は、飲用できる水が 必ず手にはいるとは限らないので、川の水、用水路の水も使えます。穴を掘ってビニールシートを敷けば、雨が溜まって簡易的な 池になるので、トイレ用の水にできます。深くし過ぎると溺れてしまうので、深さに気をつけます。ゴミ箱がある方は、ゴミ箱などを外に置いても水をためられます。

災害時必要なものまとめ

○スマホ

○スマホの充電器。家庭用と車用。

○ 調理なしで食べられる物。自然解凍で食べられる冷凍食品でもおOk。時々消費して買い直すことで、期限切れを避けられます。

○水

○衛生用品(オムツ、お尻拭き、生理用品、うんちが臭わない袋)

○サランラップ

○アルミホイル(ソーラークッカー作らないなら不要。)

○長めトイレットペーパー

特に特別の災害グッツは不要です。家にもともとあった物を使うことで、災害時もやりくりできます。災害時にたくさんの物を持ち歩くことは大変ですし、ミニマリストでも生存する事は難しくありません。とりあえず1週間生きのびれば、 支援や助けが来てくれます。助けがなさそうなら、海や山に行きサバイバル 生活ですね。

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