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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。切迫流産で入院し始めてから、1ヶ月以上経過しました。入院費は退院時にまとめて請求されると思っていたら、なんと月ごとだったのです!「1週間以内に支払って下さい。」まだ支払いする予定ではなかった私は、慌てふためきました。

安静中なのに、支払いは待ってくれない。

入院費の請求がきましたが、会計係は平日の日中しかいませんでした。安静にしていなきゃいけないのですが、1週間以内に支払いするように言われています。相方(旦那のこと)は平日仕事なので、会計係がいる時間帯には病院に来られません。

どうしたものか…。

急な入院でしたので、現金は持ってきていませんし、お金を下ろそうにも、キャッシュカードを作っていませんでした。通帳しかなければ窓口に行くしかありません。月に1回しか引き出ししないので、困ったことがなかったんですよ。相方には「カード作ってないなんて、頭おかしいじゃないの?バカなの?」とかなり怒られました。相方はパニックになると口が悪くなります。

「そんなこと言われても、今さらキャッシュカード作りに行けないよ!」と、私も切れ気味です。相方は本当に貯金がない人なので、隠しているとじゃなく、あるだけ使うタイプです。なので、1月分だけ立て替えておく、ということはできません。家族用の貯金をしてある通帳も、簡単に引き出しできないようにキャッシュカードを作っていませんでした。

支払えるお金はある。……けど引き出しに行けない。

その旨を会計係に相談したら、「クレジットカードも使えますよ。」とのこと!そうか、その手があった。病院によってはクレジットカードが使えないところもあるので、入院するときには確認しておいたほうが良さそうです。これで支払いの件は解決です。あとは安静中なので、どうやって遠い会計の窓口に行くか。大きい病院なので、片道300mはあるんですよ。看護婦さんに相談したら、車椅子を貸してくれたので、車椅子を楽しみながら支払いをしてきました。車椅子って、安静の基準が微妙ですが、立って歩かれるよりはマシなのでしょう。

切迫流産1週間の入院費。

私は入院が長期化する事が分かっていたので、高額療養費制度を利用しました。入院した翌日に保険証の発行機関から限度額適用認定申請書を取り寄せ、限度額適用認定証を取得しました。高額療養費制度は、限度額を超えた医療費を還付してもらうイメージでしたが、限度額適用認定証を取得したことで、限度額を超えた分は支払う必要がないようになりました。

高額療養費制度の限度額は、所得に応じて認定区分ア~オに分類されます。アに行くほど限度額が上がり、オに近づくほど限度額が下がります。ほとんど正社員の方は、認定区分ウです。

認定区分エの時の支払額(私はこれに該当)

標準報酬月額26万以下、又は年間所得210万円以下の場合。自己負担限度額は月額57,600円です。

医療費57,600+食事代6,840+診断書2,160+差額ベット代9,072+病院着レンタルやおむつなど532=76,204円

認定区分ウの時の支払額

標準報酬月額28~50万円、又は年間所得210万円超~600万円の場合。自己負担限度額は80,100+(医療費-267,000)×1%

医療費(限度額に届かないので3割負担で)63,936+上記と同じなのでまとめて18,604=82,540円

1週間の切迫流産の入院では、認定区分ウより上の収入の人には高額療養費制度も使えませんでした。それでも1週間でこの金額は、十分に高額です。私は4人部屋でしたので、差額ベット代が安く済みましたが、1週間2人部屋だと+約26,000円、1人部屋だと+約61,000円が最低でもかかるでしょう。都心部の立地が良いところだったり、高級思考な病院では、差額ベット代も桁違いなので注意してください。また、病院によっても医療費に差がでることもありますので、目安としてみて下さい。

もしも無保険だったら、入院費はいくら?

無保険(保険証なし)で、入院なんてする人はめったにいないと思いますが、面白そうなので金額を出してみました。

医療費213,120+食事代12,510+診断書2,100+差額ベット代9,072+病院着レンタル代など532=237,334

やっぱりかなり金額は上がってきますね!こんなに高かったら、入院はけっこうです!って断ってしまうと思います。保険証がなければ、病院食の標準負担額が適用されないので、先ほどより金額はあがっています。まあこれが本来の病院食の値段です。

まあこんな感じで、ドキドキの入院費の支払いが終わりました。高額療養費制度を使ったのは初めてでしたし、使うのはまだまだ先だと思っていました。人間いつどうなるか分かりません。急に入院になることもあるので、入院費と高額療養費制度は頭に入れておきましょう。きっと役にたちますよ。

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