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ミニマリストではない家族に物を捨てさせる。

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こんにちは、co-daです。私とは真逆で、相方はまったく物を捨てられない人です。もともと物の多い家に住んでいましたし、もったいないという気持ちが先に立つので、捨てません。むしろ捨てないことにポリシーがあるように感じます。

底がすり減って水が入る靴も、「予備。」といって捨てません。

着ない洋服も高かったからと捨てません。

黄ばんだ服も、昔気に入っていたんだよな、と捨てません。

気に入っていない黄ばんだ服もなんとなく、と捨てません。

破けたズボンも5足くらいとってあります。

 

かなりの強者です。もちろん、片付けとかミニマリストという言葉が嫌いです。もしかしたらちょっと恐れています。物が少ないということを経験していないので、物が少ないことが分からない恐怖があるのかもしれません。

しかし、年々圧迫していくクローゼット。物を極限まで減らしてほしいとはいいません。しかし、あきらかにいらない物は減らして欲しい……。ミニマリスト関係なく、一般人の感覚でもそう思うでしょう。

 

そこで相方に服を買った。

 

物を減らしたいのに、服を買う?おかしいと思われるかもしれません。今、相方は古い物に目が慣れている状態です。新しい洋服を見せて、古い洋服いらないな〜と思わせる作戦です。

もちろん、相方が喜んできてくれそうな良い服を5着選んで準備は万端です!

「服選んで見たんだけど、どうかな?」

「いいね、使えそう。ありがとう。」

「せっかく新しい洋服買ったから、黄ばんだ服は捨てない?さすがに見栄えが悪いし。それに、古い服に虫が食いついていたのもあったんだよね。洗濯してるのはついてないけど。」

新しい服は真っ白でピカピカです。その後に古い服をみたら、黄ばみや黒ずみがよけい目につきます。

「そうだね。さすがにけっこう汚れているし、捨てようかな。」

捨てる決心をしたら早かった。相方は、高かったもの、予備として置いていたものを次々にゴミ袋に入れていき、ゴミ袋中がいっぱいになった。

「10万円分は捨てたなー。」

最後まで捨てるのを躊躇していたのは、つきあっていた頃に私がプレゼントしていた、いくつかの洋服だった。着ないけども捨てられないものを作っていた原因は私だった。

「私があげたけど、使わないよね。捨てて良いよ。」

クローゼットの中はすっきり空気が通り、古い物は新しい物に入れ替わった。いつものクローゼットなのに明らかに雰囲気が変わった。相方はクローゼットの洋服と洋服の間にスペースを空けるのが夢で、クローゼットが狭いのがいけないと思っていたようだ。

「すっきりしたね!きれいになった!こんなに捨てるって思わなかったけど、ありがとう。出来る男だ!このクローゼットならカビも生えにくいよ。」

とにかく、相方を絶賛しまくった。こんなに捨てるのは予想外だったし、これを癖づけてほしかったから。

注意したのは、ミニマリストではなく、一般論として捨てるのを促したこと。捨てたら買いにいこうでは、警戒するので、あえて買ってから捨てさせた。うちの相方は買い物に行かないので、私が買ったが、相方の好みを熟知していないとかなら、本人に買いにいかせた方がいいです。とりあえず、相方に物を捨てさせてクローゼットスッキリ作戦は大成功に終わりました!

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co-da :種族  人科頑固族。メス。熊本在住アラフォー30代。5人家族。 誰とでもすぐ仲良くなれそうと言われるが、かなりの人見知り。人付き合いはとても苦手でなかなか打ち解けない。めだたないようにするのが好き。誰も見ていないところで頑張るのが好き。打たれ弱く、短気のダメダメ人間だが、鍛えれば人は伸びると信じて行動中。将来は子供に尊敬される人になる。2015年からミニマリストに憧れて、家をキレイにし始める。 趣味 : 美容、節約、未来を考える。 好きな言葉 : 信じれば道は開ける。 嫌いな言葉 : 無理だと思うよ、あきらめよう。