紐はわざわざ買わないで代用品を使う。

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こんにちは、節約に奮闘中のミニマリストco-daです。何かが必要になったとき買えばいいのですが、買っていてばかりいては無駄なものを増やしてしまう可能性があります。無駄なもののためにお金を使いたくないので、いつも何かで代用できないか考えてしまいます。

保育園からの突然の通達。

「手洗いを教えるのでお手拭きタオルを用意してください。フェイスタオルに紐をつけるか買ってきてください。」

紐を買うにしても100円かかるし、紐付きタオルを買うなら洗い替え分も入れて数枚必要になる。保育園に行かなくなったら無用の長物になるのに、そこに予算をかけるのは気が引ける。

たかが数百円、されど数百円。500円のチョコだと躊躇して安いチョコにするのと一緒です。品が変わったからお金の価値が変わって見えるなんておかしいです。無駄使いする余裕はありません。それに物を最小限にして、子持ちでも掃除の楽な家にしたというのに、物は増やしたくない。

物が増えれば収納家具が増える。やがて収納を圧迫して生活空間に進出する。目に付くところにものがあれば、子供たちのおもちゃとなって、たちまち汚れてしまう。

そうなれば家にあるものでまかなうしかない。家のフェイスタオルは減るが、それを片手に紐になりそうなものを探してみる。

意外といたるところに紐はあった。布製のめがねケースにも付いてるし、締めることのないフードにも付いている。今回は一番影響のない買い物バックから紐をとることにした。

洋服屋さんの買い物バックってけっこう丈夫なんです。基本的に捨てているのですが、相方が旅行の時に使うから置いてて！と言うので残していた唯一のもの。

「すまぬ、1個しかないけど使わせてもらおう。」

洋服は年に１，２枚しか買わない。相方が必要なときにはないかもしれない。ごめんよ。

ちゃんと布性の紐なのでちょうどいい。ちょっと太めなので耐久性もありそうだ。ほとんどの買い物バックはすぐにゴミ箱にいくだろう。ただの１回洋服を入れたくらいで、生涯を終えるなんてあまりにもったいない。

「私が君を生まれ変わらせよう！私が新たな創造主だ！」

さっそく買い物バックから紐の部分を外して、適当な長さに切っていく。切った端は解れないように、内側に切った部分がくるように3重にして縫っておきます。そのままだと紐が太くて引っかけにくそうなので、半分に折り曲げて縫っていきます。このとき両端3ｃｍずつ残しておきます。タオルに縫うとき厚みが少ないので縫いやすくなりますし、大きな面で縫うことで強度が上がります。

写真でみるとこういった感じです。真ん中部分は縫っているので細くなっていますが。端のほうは縫っていないので、開いています。開いてるほうを重ねてタオルに縫いつけます。縫い付ける部分は□に縫ってその中を×に縫っていけば、丈夫にできます。

ミシンはないので手縫いです。タオルの表側に縫い目が見えてしまうので、表側から縫うようにするとキレイにできます。ミシンのように見栄えは良くありませんが、ちゃんとできました。

ひっかける部分がおもったより小さかったですが、問題なくかけられるでしょう。まだ枚数が足りないので、他のはもっと長くします。

手間はかかりましたが、予算をかけずにできました。ちょっとした節約ですけど、家を探せば使える物は落ちています。また買う前に考える癖をつけることで、アイデアがどんどん沸いてきます。たいしたことないアイデアでも、閃けば楽しいものですし、頭のボケ防止にもなります。

なんだか縫い付けた紐部分が宇宙人に見えてきました。

「われわれ捨てられる運命だった。あなたいい人、感謝忘れない。」

「感謝なんていいよ。こっちも節約になって助かったし。」

「恩返し、宇宙のパワーここから送る。」

そういうと宇宙人は何も話さなくなりました。ただ紐の丸い部分からは確かに何かを感じます。宇宙のパワーってなんのことだろう？何か役に立つものなんだろうか？どうやって宇宙のパワーを引き出すのだろうか…。

触ってみたり、絞ってみたり、風を通してみたりしたが、特に変化はみられないようだ。使い方を聞いておくんだった。宇宙人もう一度話したりしないかな。

宇宙のパワーを手に入れるには自力で探せということなのか、宇宙人の反応はない。こんなタオルに紐がついているだけのものを、どうやって使えと？？

ふと紐の部分を天にかざしてみると、強く強く光りだした。とても目を開けていられないほどです。これが宇宙のパワー！！？すごい力だ。光なのに肌にジリジリとくる感覚まである。ついに宇宙のパワーを見つけたのだ！

そうです、あたり前の話です。日中の空にかざせば太陽の光を直視することになります。まぶしいですし、宇宙のバワーに違いありません。私の妄想ワールドにおつきあいいただき、まことにありがとうございました。今回はちょっとした節約のお話で、宇宙人は何の関係もありません。

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