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石鹸(石けん)が売りの訪問販売を撃退する方法。

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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。専業主婦の方だったり、たまにの休みで在宅中に突撃されることが多い訪問販売。目をつけられてるのかな?と思うくらい、次から次へとやってきます。そして相手はプロなのでたいていの断り文句は予習してきています。

居留守使えば良いじゃない?

そう言われてしまえばおしまいですが、インターホンの先でよく分からないくらいの声でゴニョゴニョとしたことを言ったりするので、追い返すこともできず、いつも玄関先まで出てしまいます。まさに良いカモです。「この地域を調査しています。」と営業と関係なさそうなことを言ってきたり、役所の人を装ってきたりしました。

こんにちは、ご挨拶に伺いました〜。

私はてっきり新しい入居者の方が挨拶しにきたんだな?くらいにしか考えていませんでした。ばかも大バカ、警戒心を持て!といつも相方に言われ続けていますが、玄関に出なくては申し訳ないと思ってしまいます。

玄関に出てみれば、新しくこのエリアの担当になったとのことで、使っている化粧品のことをあれやこれや聞かれました。一般の化粧品には界面活性剤がたくさん入っていて、肌の必要な潤いまでとってしまうから悪だというのだ。この洗顔石けんと化粧品は肌への優しさを考えているから、これに変えるべきだ!とぐいぐい押してきます。

最初は高いけれど、あとあとは洗顔石けんだけでいいようなお肌になるから、最終的には肌ケアにほとんどお金がかからないようになるというのだ。そして時短になって楽にもなるという。

*写真の石けんは今回の石けんとは別の物です。

お肌のことを言われると、どうしても興味を持ってしまうのは女性の性なのかもしれない。とりあえず値段を聞いてみる事にする。

「セットで30万ですね。」

お、おいおい。いくらなんでも30万だと……?どこにそんなお金があるというのだ。3年ローンとかにする人もいますよ〜というが、一般的な化粧品の消費期限が3年であることを考えると、リスクしか感じない。今の化粧品がまだあるから…。と言ってみたが、その化粧品は体に使えばいい、今すぐ始めないと肌はどんどんダメになっていくというのだ。

ローンは絶対に嫌だ!そんなお金は我が家にはない!と言ってもなかなか帰ってくれそうにない。とりあえず、お試しということで、石けん1個とプラセンタジェル1本なるものを2万ほどで購入して、なんとか帰っていただいた。たまたまその時期にSK2を使ってみていたので、これくらい安いもんでしょ?と思われたに違いない。普段ならそんな高価な化粧品を買ったりなどしない!!!

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安息の時間はあっという間に過ぎていった。

化粧品は効果を感じるとか、使用感がいいとか、そんなことも思わないまま自然と無くなった。それでも私の中にはノルマを達成した爽快感でいっぱいだった。私にはやはり節約にもなる、手作り化粧品が精神的にも合っている。もちろん相手は化粧品のなくなる時期を想定しているので、平穏な時間は直ぐに終わるのである。

電話&玄関ピンポンで攻めてきた。

もともと居留守を使えない人間なので、簡単に営業につかまるのだ。玄関にでて、効果が感じられないと言っても、こんな短い時間と少ない商品では変わらない。全種類を買いなさいというのだ。また30万のコースを進められたが、結局前回同様ちょこっと買いをする結果になった。何か買うまで帰らないのです。

さすがにその次は居留守を使おうと思っていたが、子供が玄関を開けてしまった……。要らないと言ってもいいくるめられる。どうすればこのループから抜け出せるのか……。

たまたまミニマリストを目指した。

人を邪見に扱ってはいけないという親の教育が、なぜか営業の人相手にも発揮されてしまう。訪問販売の人はとにかく押しが強くて、相手の隙間にぐいぐいと入ってくる。悩んでいたその時期に、たまたまミニマリストという存在を知って目指す事になりました。

家中要らないものだらけに囲まれていることに気づいて、あらゆるものを使い切り捨てていきました。捨てるのに夢中で忘れていた頃に、またあの訪問販売がやってきました。

「こんにちは〜。もう化粧品なくなった頃でしょ?」

「散らかるので、物の種類とか在庫を増やす事をしたくないんです。石けんも壁に石けんカスが付いてしまいますよね。見栄えも悪くなるし、それを落とす為の掃除用具や洗剤を揃えるのも大変なんです。と言っていました夫が。」

と最終的には夫が言った事にしました。夫には営業が断れないなら俺のせいにしていいと言われていたので、さっそく使わせていただきました。さすがに百戦錬磨の営業の方も、ミニマリスト対策はしていないらしく、言葉に詰まっていました。

「もし、髪から足先まで一本で洗えて、石けんカスが付かないような商品がでたら、その時は検討します。」

化粧品だけでも売ろうとしてきましたが、オールインワンだけでは不十分でUVカットも1本で済ませないと魅力がない。と伝えると、我が社の商品では希望を叶えられそうにありません…と電話や訪問がくることはなくなりました。

むしろその営業さんは押しは強いものの、良い方だったと思います。断った瞬間、暴言を吐いて態度が悪くなる人もけっこういますからね。1人を断ったところで、また違う会社の人が来ますが、基本ミニマリストで物を増やしたくない、と伝えると帰ってくれるようになりました。よく分からないものなので、対処のしようがないんでしょうね。

そんなこんなで、ついつい玄関に出てしまう、気の小さい私でも訪問販売を追い返すことができました。文章だと毅然としているように見えるかもしれませんが、実際は「本当、すみません〜。」と優しく追い返しましたよ。営業さんも人間ですもの、強く追い返したら落ち込んだりしますから。

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co-da :種族  人科頑固族。メス。熊本在住アラフォー30代。5人家族。 誰とでもすぐ仲良くなれそうと言われるが、かなりの人見知り。人付き合いはとても苦手でなかなか打ち解けない。めだたないようにするのが好き。誰も見ていないところで頑張るのが好き。打たれ弱く、短気のダメダメ人間だが、鍛えれば人は伸びると信じて行動中。将来は子供に尊敬される人になる。2015年からミニマリストに憧れて、家をキレイにし始める。 趣味 : 美容、節約、未来を考える。 好きな言葉 : 信じれば道は開ける。 嫌いな言葉 : 無理だと思うよ、あきらめよう。