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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。現在、切迫流産で入院して1ヶ月を過ぎました。医療費の請求は、退院時にされるものかと思っていましたが、どうやら毎月締めで請求があるようです。先月分の入院費を請求され、1週間以内に支払いをするように言われました。

高額療養費制度の対象外となるもの

日本には大変助かる制度がありまして、収入によって、限度を超えた分は請求すれば還付してもらうことができます。それが適用されるのは医療費に関係する部分だけなので、それ以外のものは、限度額とは別に実費で払わなくてはいけません。

高額療養費制度対象外のもの

○差額ベット代

○病院食

○病院着のレンタル料

○診断書などの文書代

上記にあげたものは、医療費以外に私が実際に支払ったものです。高額療養費制度を利用するから……と医療費の限度額の金額しか見ていないと、実際の支払い金額との差にあわててしまうかもしれません。

高額な病院食!実は安くなる。

入院費の請求のときに、1回あたりの病院食代を計算してみると約658円でした。地域や物価の上昇などで、この金額と近くないこともありますが、正直高すぎると思いました。家で同じ料理を作っても、こんなにかかりません。1ヶ月あたりだと、食事代だけで5万円を超える計算です。

美味しくない。

好きなものも食べられない。

毎日似たようなメニュー。

無駄に高い。

そんな病院食に5万円もかけるなんて、栄養バランスが良くたって納得できません。かといって、入院するには絶対必要な経費だし、どうしようもないことだなー。と思っていたら、実は病院食も安くなるんです!

※基準額より病院食が安かった場合には、厳密に言うと安くなりはしませんが、基準額より安く提供している病院食は一般的には存在しませんので、安くなると表現しています。災害時などで食料のほとんどを寄付いただいたときには、基準負担額よりも病院食代のほうが安くなるでしょう。

病院食代を安くするためには、健康保険に入っている必要があります。国民健康保険や健康保険組合、共済組合、後期高齢者など書ききれないほどありますが、健康保険に加入していれば保険証があるはずです。保険証がないなら、医療費も病院食も全額自己負担になってしまうので、ほとんどの人が入っていると思います。その保険証を提示するだけで、標準負担額が適用されます。

そして1回あたりの病院食の標準負担額は、360円です。どういうことかというと、360円を超えた分は払わなくていいですよ。ということです。じゃあ誰が変わりに払ってくれるかというと、お持ちの保険証に記載されている発行機関が払ってくれるのです。なので病院食が高すぎる!とあわてなくても大丈夫ですね。

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非課税世帯の方や低所得世帯の方は、病院食の負担額を100~210円まで、もっと安くする事ができます。まずは保険証に記載の発行機関(市役所の場合もあります)に請求をして、「健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証」を発行してもらいます。入院費の支払いをする前までに、医療機関に提出して減額をしてもらいましょう。病院食代に関しては、あとで請求しても還付されないようになっているので、早めに「健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証」を請求してください。請求してから発行されるまでに1週間ほどかかりますので、余裕を持って請求しましょう。

問い合わせするときは、病院食代と言っても通じないこともあるので、入院時食事療養費と伝えた方が良さそうです。また病院食外の食事代はには、何の補助もありません。

引用:厚生労働省

実は病院食代の自己負担額は、ジワジワと上がってきています。1食あたり100円上がっただけでも、1ヶ月入院したとすると約9千円もあがるのです!そして平成30年4月1日からは、また基準負担額は上がります。そしてここで終わるわけがありません。物価は上昇すると言われていますから、今後も基準負担額は変わっていくでしょう。ひえー(+_+)家計はどんどん圧迫されてしまいますね……。健康であるように心がけていくしかないです。

どれくらい支払い額が変わったのか?

私の今回の請求額は1週間入院19食分で、12,510円でした。病院食代の標準負担額360円 × 19食で6840円ですので、支払いはそれだけですみました。19食分で5670円分の支払いが浮いたことになりますね。これが1ヶ月なら約27,000支払いが浮く計算になります。金額がけっこう変わりますので、たいへん助かる制度ですね。

世の中には助かる制度がたくさんありますが、自分から聞いたり、調べたり、動いたりしないと制度を上手く使うことができません。黙っていてはチャンスを逃してしまうかもしれません。入院したら直ぐに、制度について確認していきましょう。使える制度が分かったときには、どんどん載せていこうと思っています。使える制度はとことん使って、少しでも家計の負担を減らして行きたいですね。

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