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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。私は今、切迫流産で入院してから3ヶ月目です。早く家に帰りたい。病院食も飽きた。家族で暮らしたい。暇すぎる病院生活でも、調子に乗らないように、動くことを極力避けました。トイレまでしか歩かない、ゆっくり歩く、お風呂も毎日は入らない。

そんな安静生活が功を奏したのか、最近は出血の量も減って、落ちついてきました。お医者さんに「体調も落ちついてきたし、私も子供も限界ですし、退院させてほしい!」と話をしました。「だいぶ出血量も減ってきたし、安静にできるなら退院でいいでしょう。」と言われました。

やったー!ついにやったー!家に帰れる!

ウキウキモードで、旦那に退院のことを伝えました。家に戻ってきたところで、食事の用意や家事、保育園の送迎はできません。仕事への復帰もまだできません。そこは人を雇いながら、やっていくことにしました。家事代行のサービスは安くても2時間6,000円も……。赤ちゃんが生まれるまでの間ですし、貯金を崩しながらやっていくつもりです。

しきりに聞いてくる旦那

退院の話をしたとき、家事代行を頼むということで、意見が一致していたはずでした。ところが「退院したら飛行機って乗れるのかな?お医者さんに確認した?」何度も聞いてくるのです。何でそんなこと何度も言うのか。「退院したら実家に帰れ。里帰り出産も1回ぐらい経験してきたら?」と言うのです。

まだまだ生まれるのは先の話です。産後1ヶ月は赤ちゃんに耐性ができておらず、飛行機に乗れないので、7~8ヶ月は別居することになります。ようやく家族全員で生活ができる、と思っていました。それは私だけが描いていた、幻だったようです。でもなぜ、実家に帰らなければならないのか?

「家に帰れば動いてしまうでしょ。それでまた出血したら大変。実家に帰ればお金(家事代行、宅食など)もかからないし、動かないで済むでしょ。子供2人も連れていけば、寂しくないし。」

言いたいことは分かります。せっかく退院で喜んでいたのに、家族の生活の前に、もう実家に帰る話ですか……。実家は好きだが、私は実家に帰りたくない。ただ家族で生活したかっただけなのだ。

「自分の希望ばっかり押しつけないで、俺の言うことを聞けよ。俺の楽することも、少しは考えてくれよ。」

私が入院している間、シングルファザー状態だったので、もう1人になりたいらしい。もう旦那は限界である。何だこれぐらい、と思うがキャパは人それぞれだ。私と子供が実家に行けば、久々の一人暮らしに戻れる。俺も楽、co-daも楽、家族全員ハッピー!と考えているようなのだ。しかし実家は遠いのだ。一度帰れば、家族がそろうのは生んだ後のことだろう。体調が万全ではないのに、家族で暮らそうなんて、私のワガママみたいだ。だけど旦那も私の気持ちを分かっていない。

もちろん家族全員で一緒にいたい!せっかく退院できそうなのに、何度も実家にと言われるのは辛い。とは伝えたが、自分のことばかりと怒られたので、その後は声が詰まり電話を切るしかなかった。泣きそうになってしまったのを、バレないようにするためだ。

帰省したほうがいいのか?

楽と出費の軽減だけを考えれば、実家に帰ったほうが良いのは間違いない。一生のうちで考えれば、一瞬のことだと思えるのかもしれない。私の中でそれは、旦那に対する気持ちが薄れた時しかできない。上の子の時にも里帰りしてないように、旦那と一緒にいたいのだ。子供より旦那の方が上、というのは珍しいかもしれない。

そして今まで1人で入院してきた私には、家族での生活を渇望している。そこへ「生まれるまで実家へ帰れ。」である。爆弾を投下されたように感じた。旦那の、私と一緒にいたいという気持ちが、薄れたように感じたのである。長い間一緒にいなくても平気なのだろう。その夜は眠れなかった。悲しい、悔しい、寂しい……。気持ちが高ぶって涙が止まらなかった。

家族で暮らしたいのは私のワガママだ。実家に帰る方が得なのは分かっている。赤ちゃんが生まれる希望だけでは、数ヶ月もの間別々に暮らせない。里帰り出産する人は、この気持ちをどこに置いているのだろうか?母になるために強くなったのだろうか?私は2人の母なのに、家族が離れることだけは強くなれない。

実家に帰ることを考えてみる。

私が旦那と離れたのは、今回の入院が最長だ。本当は里帰り出産したくない。でも、ワガママばかり言っていられない。我慢することも必要なことなのだ。そう自分に言い聞かせるのに、苦しい。目が腫れているのを、お医者さんに見られて、「早めに退院させるからね!」と勘違いをされてしまった。なんだかもう、退院したくない気もする。

とりあえず、飛行機の空席状況を調べてみる。退院の時期はゴールデンウィーク真っ最中だというのに、初日と終日以外は空いていた。思っていたよりもすぐに実家に行けそう。飛行機がいっぱいで帰れない、という言い訳は通用しなさそうだ。覚悟を決めて実家に帰ろうと思う。ただ、飛行機の予約画面がなかなか進まない。とりあえず無心になって歯磨きをしたら、ちょっとスッキリした。

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