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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。挑戦的な題名ですみません(^^;)喧嘩を売っているわけではございません。みなさんはポイントカード持っていますか?今回はポイントカードを私から見た視点で話していこうと思います。

ポイントカード

ポイントを貯めることができ、その貯まったポイントで割引があったり、商品の引き替えができたりするポイントカード。しかし各社それぞれのポイントカードがあり、財布をどんどん圧迫していく。

「私は今までも、これからも1つのお店しか行かないんです。」

という確固たる意志を持っている人には、考える必要のない話だ。行くお店まで断捨離できれば、より最小限の生活ができるのだろう。しかし私は弱い人間、煩悩を捨てられない。色んなお店に行きたい!

新しいお店に行けば、必ずと言っていいほどポイントカードを勧められる。なぜポイントカードを作ってしまうのだろうか?

「ポイントを貯めれば、割引やサービスがあってお得なのよ!」

確かに「お得」は魅力的だ。そして少しでも得したいという煩悩だ。

ポイントを貯めることは、必ずお得になるわけではない。ポイントを貯めるために、少し買い足ししたり、行く必要もないのにそのお店に通っていないだろうか?ポイントの割引より多くお金を使っているなら、お得ではなく損だ。ポイントカードの有効期限が短いなら、そのリスクは更に高まる。

節約のためにポイントカードを作るという考え方は危ういかもしれない。ポイントのために絶対に買い物を増やしたり、お店に行ったりしないという強い意志が無いなら、ポイントカードを作らない方がいい。作るとしても、月に数回以上行くお店がいい。

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お店側サイドはどうだろうか?もし損をするならポイントカードを発行する事はしない。割引やサービスを提供したとしても、その経費を取り返せる分の利益が見込めるから発行するのだ。ポイントを加算する分は、商品にその分上乗せしている可能性もある。ポイント5倍の日はなぜか、商品がいつもより高い気がするのは私だけだろうか。

しかもお客様は得をするカードだと思っている。もちろん得する人もいるが、基本的には購買意欲を高めるものだ。ポイントカードを見ただけで、「このお店最近行ってないな。久々に行こうかな?せっかくここまでポイント貯まってきているし。」と思う人もいるくらいだ。

財布の中にパンパンに詰まっているポイントカードは、得したいという気持ちとどんどん買いたいという相反する欲望の象徴だと思う。特に私はそうだったし、一部の人を除けばそういう人多いんじゃないかな?それが増えれば増えるほど、判断するものが多くなって脳が混乱し、本当に必要なものの見極めが難しくなってくる。

「2000円のステーキ」と「2500円のステーキ、500ポイントつきます。」なら、結局どちらも同じ値段だが、2500円のステーキはお得に感じたり、安くなった気がする。2500円のステーキが2000円の価値しかないステーキだったら、私たちはいいカモなのである。ポイントや割引などが正常な判断を失わせていると思う。「本当に必要な物。」と「割引、ポイントがないと必要でない物。」を見極めるのは難しいのだ。

私はポイントカードに簡単に左右される弱い人間なので、月4回以上行くところ以外はポイントカードを捨てた。まだカードを少し残しているところは、私の不安の象徴だ。ちょっとでも節約したいというお金への不安なのだ。お金持ちになれば、ポイントカードの割引など気にならない。

ポイントカードが全て悪いわけではない。必要な物も、無駄なものも買う人がいるから経済が回っていく。誰も買わなければ日本はただただ衰退していく。経済の為に買う事も必要だ。ただ私は本当に必要な物かを見極めるためにポイントカードを減らしただけ、必要な物は多少高くても買います。ただの一個人のポイントカードに対する考察でした。

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