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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。スッキリしたきれいな部屋で生活したいと思っていても、子供がいるとなかなか上手くいきません。物を減らしたので、散らかることはほぼなくなりましたが、あちこち汚れるのは避けようがありません。

何度も言い聞かせて、言うことを聞いてくれる子もいますし、全く聞いてくれない子もいます。ある程度年齢が上がれば…と言いますが、いつ聞き分けが良くなるのか分からないまま、頑張り続けるのは難しいです。

母親は人間なのですが、いつも聖母の様なことを求められます。

「おこってはいけない。たたいてはいけない。言い聞かせて理解させてあげる。」

市が運営しているサポートセンターでも、「何があっても怒ってはいけない。」と言われます。実際の方法は教えてもらえないので、自分で模索するしかありません。

外出先でも怒らずに、おとなしくさせるにはどうしたらいいのか。子供の性格にもよりますが、たいていの子供は母親の言うことを聞きません。怒っていても、必ず許してくれると信じているからです。外出先で怒れば「何あの母親!」、 怒らなければ「しつけも出来ない母親! 」、諭すのに時間がかかれば「うるせえぞ!」と言われる始末。

母親とは肩身の狭い生き物です。

壁の落書き。

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先日、ベットの側に大きなアンパンマンを落書きされました。1mを超えるような大作です!クレヨンなら落とせますが、ボールペンは筆圧で壁紙の奥にインクが付くので、全然落ちません。

「ほおー。いつのまにかアンパンマンも上手に書けるようになったんだなー。写真撮っとこ。」

子供のイタズラにも慣れてきて、あまりイラっとしません。イラっとするのにも、子供の驚きの行動にも慣れるのか、平気になります。お母さんってこうやって、神経図太くなっていくんだろうな。掃除が大変だな~とは思うので、消すときにはイラっとするかもしれません。

「何じゃこりゃ~!またらくがきしたんか!co-daもちゃんとしかったんか!?」

相方はブチ切れです。父親はイタズラに慣れないようですね。とはいえ、何度もあっちこっち落書きされたら、掃除も骨が折れます。

叱られているときの子供の脳内。

「どうして落書きしたの?」

大きな絵を書きたかったから。絵を書くことは悪いことじゃないでしょ。どうして書いちゃいけないの?怒って言われたら、こっちだって嫌になるよ。

「こんなところに落書きしたら、掃除が大変でしょ?」

そうかな?掃除が大変か分からない。掃除しなければ良いんじゃない。

「ねえ、聞いてるの?」

はいはい聞いてますよ。納得はしてませんけど。

「次からは壁に落書きはしないでちょうだい。分かった?」

落書きしないでってお願いされてもなぁ。何も僕に得はないよね。

「次からはしません、ってお約束して。」

何だろう?とりあえず言えばいいのかな?

お互いの考えを押しつけあうだけじゃ、いつまでたってもイライラしてばかりで改善しないように思えました。大人だって、一方的に言われるだけじゃイラっとしてしまいます。 子供の気持ちを尊重しつつ、歩み寄って、お互いの考えの中間を探すことにしました。

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子供に落書きさせないではなく、落書きしてもいい方法を考える。

私は落書きをされたくないのではなく、 掃除が大変だから壁に落書きをされたくないだけです。子供は大きな絵を書きたいだけで、壁というキャンパスしか思いつかなかっただけです。

○1つ目の案

お風呂用のクレヨンセットを買ってみた。水で貼り付けるシートを壁に貼って、自由に落書き出来ます。スポンジでシートをこすれば、クレヨンが落ちます。

結果、シートが30cm×50cmしかなく、それを超えて大きく落書きをされてしまった。お風呂でしか使えないので、お風呂から出てこなくなり、1人でさせていたら、浴槽まで全部落書きされていた。シート以外は簡単には落ちず、掃除が大変でした。何度も溺れてないか、湯冷めしないかの確認ばかりで、精神的に疲れました。

○2つ目の案

リビングの一角に落書きコーナーを作りました。お風呂のシートが白色で、境目が分かりにくかったので、ハッキリ境目を作りました。

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洋服や小物などを買ったときに入っていた、透明の袋を透明のテープで止めていきます。最後に枠として紙テープ(ガムテープだと壁にベタベタが残りやすいため避けました。)を貼りました。労力はいりますが、制作費ほぼ0円です。マジックやクレヨンだとちゃんと書くことが出来ます。予算があるなら、大きな画用紙を貼ってあげても良いですよ。

「この壁のところはお絵かきしてもいいよ。茶色の枠からははみ出ないように書いてね。」

常に目の届くところにいるので安全ですし、枠がしっかりあるのではみ出しをしなくなりました。違う壁に落書きしたいと言ったときには、ペリペリっと剥がして移動するだけです。

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大きな絵を書いてくれました。本人の中で、壁に落書きする感覚と変わらないのか 、満足したのか、他の場所に落書きする事がなくなりました。本人の大きな絵を書きたい!という願望と、掃除をしたくない!という私のニーズが合った 方法だと思います。絵を書ききったら、丸めてゴミ箱にポイです。

今は子供が小さいので私が作っていますが、大きくなれば自分で作ってもらうか、はみ出た分があれば自分で掃除してもらいます。


作るのはめんどくさい!と言うなら、家の駐車場やベランダ等で、チョークで落書きする方法もあります。大きな絵を書けますし、体全体を使うので、ちゃっかり体力も削れます。チョークは石灰で出来ていることが多いので、安全面が心配でしたが、最近の子供用チョークはホタテの貝殻が使われているので安心ですね。水で落ちるので、雨があたる部分ならほぼ掃除する必要もありません。公道や他人の敷地内では、迷惑になるおそれがあるので止めたほうがいいです。ご近所トラブルになってしまいますよ。


水では落ちないですが、お絵かきで頭を使わせたいならドットアートマーカーもかなり使えます。点で絵を書くので、画用紙からはみ出るリスクが減りますし、6色しかないですが、点が重なれば色が変わります。色が重なることで違う色が生み出せることを自然と学びます。お絵かき嫌いな子でも、叩いて書くという新しさに夢中になります。そして叩いて書くので、ちゃっかり体力も削れまました。運が良ければ、芸術の才能がでるかもしれません。

また数を教えることも出来ます。点を見せながら数字(点の数)を言うを何回もするだけで、そのうちたくさんの点でも数えずに、何個あるのか分かるようになります。数学が得意になると、将来にも有利になりやすいですね。

ドッツカード(点々で数字を教えるカード)が単調な点ばかりなので、子供が興味を示してくれなかった場合でも、点で絵を書いたドッツカード(自作)だと見てくれたりします。ただ、何度も見せるのは親の頑張りが必要です(親も飽きてきますので)。最初の2週間くらいは見てくれないかもしれないので、そのつもりで頑張るしかありません。子供の集中力は5分くらいしか続かないので、飽きてきたらすぐ止めます。

子供のためを考えるから大変!

親の為だけを考えるなら、叱って止めさせて終了ですが、それだと悪いことはしないけど、何も出来ない子になってしまいそうです。「子供に色々させてあげたい。」「できるなら、頭をよくしてあげたい。」なんて考えていたら、自分でさせることも大事です。子供のために頑張ると大変ですが、無理しすぎない程度にやってあげたいですね。

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