スポンサーリンク

こんにちは、ミニマリストなのに土地を買おうと目論んでいるco-daです。ミニマリストだからって、全てのミニマリストが家無しを望んでいる訳ではありません。私は、自分好みの機能をもった家が欲しくなったのです。

家が欲しくなったときには、「住宅メーカーが先か、土地が先か?」と悩むことがあると思います。土地持ちだったり、知り合いが住宅メーカーのときには、悩む必要なんてないのでしょうが、何も分からない私は悩みました。

とりあえず住宅展示場やモデルハウスを回ってみた。

まず住宅展示場やモデルハウスにいくと、アンケートを求められます。これで年収や家にかけられる予算、建築予定までの年数、親の援助があるかなどで、優良なお客さんかどうか判断されます。

優良なお客さんと判断されなかった場合。

「土地はまだないんですか?土地がないと話は何も進められませんね。土地が決まったら来て下さい。」

優良なお客様と判断された場合。

「土地は私どもで探しますよ。家の間取りも決めておきましょう。希望の家が入らない土地は、買っても意味がないですからね。」

2番目の住宅メーカーが良さそうに見えるかもしれませんが、その分営業費などのコストがかかっている可能性が高いです。それに一度良さそうな土地があると、ものすごく押してきます。毎日毎日、契約を迫ってきます。1日に2、3回来ることもあります。相方が帰ってくる時間まで、外に張り込みされていたこともありました。インターホンがなるたびストレスです。

「家は大きな買い物なので、テンションと勢いだ!」とグイグイきたと思いますが、私はじっくり考えて決めたいタイプだったので合いませんでした。

しかも「土地探しますよ。」と言ってきた住宅メーカーは、家までくることが多いです。

「土地は自分で探します。一般に出回っていない土地の情報ならお願いします。」

というスタンスが一生物の家について、ゆっくり考えられると思いました。例え、この住宅メーカーで決めようと思っていても、土地探しはお願いしない方がいいです。理由は後半に記載していきます。

スポンサーリンク

土地を自分で探す。

住宅メーカーの人は秘密の土地情報を持っていると思っていましたが、情報の早さは変わりませんでした。むしろ私の方が早く情報を仕入れていることもありました。

「いい土地かどうか判断できる。」

と言ってきますが、地盤の堅さを調べてくれるわけではありません。いい形かどうか、家が建てられる土地かを見ているだけです。自分で探すときも、出来るだけ四角形で宅地の土地を探します。

なかなか土地がでない地域でぶちあたるのが、建築条件付きの土地です。建築条件付き土地とは、建てる建築会社が決まっている土地のことです。なので、土地のみの購入はできませんし、建築条件を付けても売れるような立地であることが多いです。

さらにキレイに整地され、基本のライフラインは土地の前面まで引いてきているので、普通に売っている土地よりもお買い得なことも多いです。

気に入る土地が建築条件付きなら、そこの住宅メーカーの話を聞いてみます。普段簡素な建て方をしている住宅メーカーでも、オプションで耐震性や断熱性を高めることはできます。

住宅メーカーを決めて土地探しをしてしまうと、土地の選択肢が減ってしまうため、「いつまで経っても土地が見つからない。」ということになりかねません。家と土地に関しては100点というのは、莫大な財産があっても難しいことなので、柔軟に探していく必要があります。

p_20160921_143116

家が頑丈な住宅メーカーを選んでも、地震があった場合家が丈夫でも結果に差がでます。同じ震度であったとしても固い地盤の上に建てられた家はそのまま住めそうでしたが、柔らかい地盤や断層のある地盤の上にある家は、家はそのままなのに斜めになって住めそうにありませんでした。同じように川や海より低い土地は、水難に遭うリスクが高くなります。山の斜面の側や崖も、大雨のときに崩れやすくなります。

人間が家をどんなに丈夫に作ろうと、自然の驚異には予防はできても太刀打ちできません。今後住んでいく土地が利便性だけでなく安全なのか?が最も重要だと思っています。

希望の地域の災害マップや歴史を調べて、昔から危険なところは避けることができます。

家がどんなに豪邸でも、利便性が悪く危険な場所では意味がありません。土地が良くなければ、家の価値は著しく下がります。土地から探して、住宅メーカーを決めるのが一番納得のいく家ができると思います。

132932_1

土地の探し方。

週に1、2回パソコンやスマホなどで「○○県○○区○○ 土地」と検索する。初めて見るときには、表示された物を全部くまなく見ていく。土地の立地、坪数、形、金額、前面道路の幅。

見ていくと、自分の希望の土地の相場が分かるようになってくる。相場が分かれば全部を見る必要はなく、○千万〜○千万と金額を指定して探していく。土地に格安物件は出回らない。格安物件があるときにはネット上にでる前に、不動産屋さんや住宅メーカーが購入して販売する。その場合、値上がりしていたり建築条件付きになっていることが多い。

複数の不動産屋さんのサイトを見ておく。ネット上に出るまでの日数に2日ほどズレがあるときもある。いい土地はその2日で売れてしまう。

いい土地を見つけたら、早めに見に行く。自分がいいと思った土地は、人もいいと思っている。最終的な決断は堅実にしてもいいが、行動だけは素早くしないといけない。いい土地は順番競争なのである。2番目になれば買えないのです。気に入れば、不動産屋さんで押さえておきましょう。

*ここで言っているいい土地とは、駅近で土地の形や坪数が適当で、交通の利便性がよく、将来の資産価値が目減りしにくい土地のことを言っています。山奥や土地がたくさんあるような立地なら、もっとゆっくり考えて値下げ交渉をしてもいいです。

スポンサーリンク