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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。この前、家に母を招こうとしていたら姑さんが「本当に何もない家なので、びっくりしないでくださいね。大げさじゃなくて、何も無いんです。」と必死に説明していました。

そのかいあってか、 「すごくスッキリしてるね。」と言われたくらいです。何もないとスッキリでは大きな違いです。何もないは、監獄とか病院みたいと 言われてるような気になるんですよ。

家にしばらく泊まった母は、アレもない、コレもない、と普通の家にある生活必需品を探していました。

「 水切りかごがないよ。野菜はどうやって洗うの。」

「鍋で洗うから必要ない。」

「トイレに掃除するものがないけど?」

「 ドメストかけるだけで便器はきれいになるし、あとはエタノール とトイレットペーパーで周りを拭くだけだよ。」

「食器洗い用の洗剤がない。」

「 液体石鹸で、顔も手も食器も洗ってるからコレ使って。」

「冷蔵庫に何もないよ?栄養失調の家みたい。」

「週1の買い物で使い切れる分しか買ってない。基本ストックはしないけど、無くなったらちゃんと買いに行ってるよ。」

「排水口のかごがないよ。生ゴミがそのまま流れちゃうよ!」

「排水口のかごがあるから生ゴミを流してしまうし、ヌルつきや臭いの原因になる。あらかじめ生ゴミをとっておけば、生ゴミが流れることもないし、掃除も楽だよ。」

というようなやり取りを繰り返していました。 まだまだ物が多いと思っていた我が家ですが、一般の家から見るとスッキリしすぎて生活出来なさそうに見えるみたいです。

母から見れば突然のミニマリスト生活です。使いたいものが見当たらない、まるでサバイバル をしているように思ったでしょう。

「こんなに物がなくてどうやって生活しているの?」

始めは疑問に思うばかりでした。

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3日ほどで母に変化が 出始めた。

物がないなら何かで代用する、という 事が身についてきていました。何かが必要だと思っても、家にあるものでどうにかしていました。考えれば考えるほど、アイデアが沸いてきたようです。私が特に教えた訳ではありません。

「コレ壊れてたから、こうやって直したよ。」

「油汚れがひどかったから、先に新聞紙で拭いておいた。」

「食器用洗剤じゃないから、油汚れが落ちにくい。先に油汚れのない物を洗って、最後にフライパンとか洗うよ。」

「新聞紙をほうき代わりに使ったよ。チラシを敷いて、チリトリの代わりになるね。」

「ペットボトルを切って、簡易な鉢植えにしたよ。」

もの凄い成長です。我が家に宿泊した当初は、物がなさすぎて生活しづらそうでした。それが今や試行錯誤しながら何とかしています。新しいアイデアが閃いた時には、楽しそうに私に報告していました。さすが私の母です。ミニマリストの気がちょっとあったのでしょうか?それとも、私と考え方が似ていたのでしょうか?私が考えつかなかったアイデアもドンドン出してきます。

「ちょっと心配していたけどco-daのお母さん、物のない生活にあっさり順応したね。」

相方も驚いていました。人間無いなら無いで 、なんとかできるもんです。 それに物がなくても、考えることって楽しいのです。人間は脳という最強の道具を持っていますから。

「今まで住んでいた家は物が多い。新しい家は良いものを厳選して物を少なくするよ。」

そう宣言していました。どうやったら物を減らせるのか、話を聞いても減らせないなら、ミニマリストの生活を体験してみるのも良いかもしれません。物がないと不安になると思っているかもしれません。物がそこまでなくても生活できることが分かれば、物への執着があっさり消えます。 ミニマリストの家に泊まれる機会がないなら、キッチン付きのホテルで体験してみるのもアリです。最小限の物で暮らすを学ぶ、合宿と言ったところです。

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「とてもスッキリしてるよね。掃除も簡単だし探し物もすぐ見つかるけど、やることすぐ無くなるから暇だわ。」

時間が余りすぎる、と母がボヤいていましたが、正に 私の目指しているところです。 仕事に育児に家事に、忙しくてもきれいな家に住んで、自分の時間を確保したかったのです。無理せず頑張りすぎず、キレイを キープするにはミニマリストが合っていたようです。ずーっと動いて何かをしていたい人には、ミニマリストは向いていないかもしれませんね。

私の感覚でミニマリストは、物がない無人島の簡易版と思っています。必要な物を何かで代用出来たときはスッキリしますし、サバイバルゲームと考えれば凝り性(私は間違いなく凝り性)の人ほど楽しめます。

家事って面倒くさいですし、疲れます。ゲームと思って取り組めば、気が楽になるのは私だけですかね(^◇^;)5分で床を拭き終わる!とか5分で散らかってるものを 片付ける!とかしています。時間制限があると、テキパキ動けます。時間過ぎたら途中でも止めます。悔しいので、 もっと時短になる攻略法を考えて実践するのです。

そんなこんなで、ずぼらな私でも何とか兼業主婦出来ています。無理をしないこと、頑張りすぎないことをモットーに日々過ごしています。主婦が倒れたら家族に負担がかかってしまいます。絶対に休めない職業なので、ちょっと手を抜いてもいいと思います。

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