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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。現在、切迫流産のため入院中なのですが、どうやら私の居ないところで物が増え続けているようなのです!一番ミニマリストだった私が居なくなったことで、抑制する人がいなくなり、無法地帯と化していたのだった!
気づきの時。
物が増えていく足音、私の知らない内に近づいていたのだ。私のいなくなった家は、私の知っている家とは変わっていく…。あらがう者がいなければ、現実は容赦ない。ゆっくりと確実に物が空間を占領していった。そんなことが起こっていようとは思ってもみない私は、呑気に病院のベットに横になっているだけだった。
「ママ~、来たよ~。」
かわいい子供たちがお見舞いにやってきた。ママも会いたかった!……だけど、なんか違和感。いつもの子供たちではない。服が違う!靴も靴下も違う!そしてとてもぽっちゃりしている……。私がいなくなった10日間で、一体なにが起こっていたのか?
マキシマリストがやってきた。
マキシマリストとはミニマリストとは対極に位置するのもので、たくさんの消費を行い、物をため込むことが好きな人のことだ。収納に物が入りきらず、服や本などが山積みになっていることも当たり前だ。それゆえ、近しい身内以外は、家に入ることも禁止されていることが多い。
そんなマキシマリストが家にやってきたのだ。我が家の手伝いをしてくれるので、すごく助かっている。マキシマリストは一見悪く見えるが、物を大切にし、たくさん動くことを当たり前とし、情に厚いところもある。一度助けたら、徹底的に助けるのだ。物も人も見捨てる事ができない。そのため、周りから助けてもらえることも多く交友関係が広いという、人間的に素晴らしい人だったりする。
物が多い所に住んでいたマキシマリストが、ミニマリストの家に来たら、「お金がないのね。可哀想!」と思うのも当然だろう。まあ実際、収入はあまり良くない。我が家の物の少なさを可哀想と思ってしまったのか、次々に買い足していたのだ。
「靴も少ないわ。洋服も少ない。」
きっとそう思ったのだろう。本人の感覚で言えば、ユニセフなどに募金をしている感覚だ。完全なる善意のつもりだし、手伝って貰っているこちらには、言う権利はない。今はただ物が最低限しか増えないことを祈るのみだ。
私の失態。
私は自分自身が、入院だからといって物を増やさなければ、家の物が増えないと思っていた。相方も最近はミニマリスト化しているし、子供たちだけで何かを買ったりできない。しかしながらその考えは甘く、あきらかに私の計算ミスだった。
お手伝いをするということを聞いたときに、家の洗剤の位置、1つの洗剤で兼用できること、場所別の掃除方法、ないものの代用方法をメモして渡すべきだったのだ。そして最後に一言、「物が増えると子供が悪戯してしまうので、あまり怒らなくて良いように物を少なくしています。散らかるとイライラして強く怒ってしまうので…。」と言うべきでした。
これなら、物を増やしてはいけない家庭だと気づいてくれたかも知れなかったのに!入院中まで家のことをしっかり考えられないとは、私もまだまだですね。
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マキシマリストから家を守れ!
さすがに相方が「我が家にはこれはいらん!co-daもいらんって言うよ!」と言ったらしく、私に買って良いかの確認が来るようになりました。
「たらいが無いんだけど、買って良いよね?」
「トイレの掃除グッツが無いんだけど、買って良いよね?」
「網ボウルがないけど、買って良いよね?」
「ミキサーが無いけど、買って良いよね?」
「収納するところが無いんだけど、衣装ケース買って良いよね?」
怒涛の買って良いよね?メールが届きます。だんだん物の大きさも大きくなってきています。ここで中途半端に言葉を濁したりすると、遠慮しているんだと勘違いされるので、きっぱりと言いきります。
「たらいや網ボウル、ミキサーなどは持って帰ってくれるなら買ってもかまいません。我が家では必要に思ったことがないので、不要です。」
「トイレは消毒用エタノールを便器と壁にかけて、トイレットペーパーで拭いています。掃除グッツは子供が遊ぶので不要です。」
「なぜ衣装ケースが必要なのですか?衣類は全部入りますし、収納は物を増やす元凶です。我が家には要りません。」
ズガーン!!この人手伝ってもらっている自覚あるんだろうか?という冷たいメールです。絵文字は全く使いません。不要な物に対して、ミニマリストは冷たいのです……。本当に、めちゃめちゃ感謝しているんですよ!始めはもっとやんわり断っていましたが、中途半端は伝わりません。これくらい強く言ってても物が増えるので、だんだん口調が強くなってしまうのです。
マキシマリストとミニマリスト。話し合ってもお互いが理解しあえることはない。根本的な考え方が違うので会話は平行線で、どうやって歩み寄ればいいのか、ずっと模索中です。我が家のことを話しても、物を増やしたくないことは間違っていると思われているし。立場の低い方が折れ続ければ良いのだろうか……。
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種族 人科頑固族。メス。熊本在住アラフォー30代。5人家族。
誰とでもすぐ仲良くなれそうと言われるが、かなりの人見知り。人付き合いはとても苦手でなかなか打ち解けない。めだたないようにするのが好き。誰も見ていないところで頑張るのが好き。打たれ弱く、短気のダメダメ人間だが、鍛えれば人は伸びると信じて行動中。将来は子供に尊敬される人になる。2015年からミニマリストに憧れて、家をキレイにし始める。
趣味 : 美容、節約、未来を考える。
好きな言葉 : 信じれば道は開ける。
嫌いな言葉 : 無理だと思うよ、あきらめよう。