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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。

収入が少ないながらも、小さな平屋を新築中です。小さな家しか建てられないので、ミニマリストでよかったな~とつくづく思います。荷物が多かったら、今の家は手狭になっていたでしょう。21坪に5人で住む予定です。

今さらですが、地盤補強について書いていこうと思います。

 

駅近だけど、地盤は弱め。

 

我が家は駅徒歩圏に土地を買いました。

郵便局や歯医者まで100m、消防署やタクシー神社も200m、銀行や幼稚園やイオンや駅も車で5分ほどの、めちゃめちゃ恵まれたところです。そのかわりに、土地は大きくないので庭は諦めました。

なぜその土地を選んだかというと、将来売るときや相続のときに、すんなり現金化できるところにしたかったのです。土地の資産価値を維持したいのです。

ただし、地盤が緩めです。

熊本は水の国と言われるくらいなので、たいていどこでも地盤補強が必要です。新築を考えるなら、当たり前のように地盤補強費を用意していた方がいいです。

 

地盤補強の仕方でも土地の価値が変動。

実は地盤補強の仕方で、土地の価値が変わってしまいます。売るつもりはないですが、将来何があるか分かりませんので、コストに見合う対策ならしておきたいと思っていました。

 

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引用:HySPEED工法

 

一般的には地盤補強をするとき、コンクリートや杭を打ったりするのですが、実はコレ埋蔵物扱いになるのです。埋蔵物を撤去しないと土地の価値が下がります。更地にしただけではダメなのです。撤去するのも100万単位でお金がかかりますので、けっこう大変ですね。

しかも、土地の地質によっては、セメントと反応して六価クロムが発生することがあります。六価クロムは非常に危険な発がん性物質です。

もし六価クロムに汚染されてしまった場合、土地所有者が土壌洗浄をしなければなりません。一体いくらかかってしまうことやら……。

 

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引用:HYSPEED 工法

 

そういう懸念もあって、我が家では砕石パイル工法を採用しました。途中にセメントを入れる代わりに、圧縮した砕石を入れていく方法です。

これは土壌汚染も起きませんし、土地を売る時にも取り出さなくて大丈夫です。

しかも、家を建て替えるとしても、同程度の重さの家だったら、何代にもわたって使えます。将来的に子供が住む可能性を考えても、いいなぁと思いました。

 

dav

引用:HySPEED工法

 

また地震の際にも、セメント等だとヒビが入ったり折れてしまうこともありますが、砕石はもともと砂利みたいなものなので折れることもありません。ただ家と一緒に少しづれるだけです。

熊本地震の時、家は綺麗に四角に残っているのに、地盤補強のコンクリートが片側だけ盛り上がり、斜めになっている家をいくつも見ました。

家が丈夫でも、地盤とのバランスが大事なのです。砕石パイル工法が絶対大丈夫とは言えませんが、持ち上がるより横にづれたほうが、震災後も住み続けられる家なんだと私は判断しました。

 

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引用:HySPEED 工法

新築中のエリアは液状化の話をよく聞きます。液状化すると、コンクリートとか道路とかが割れて水が湧きだしてきますが、それが自分の住宅で起こったら最悪です。

地盤の強度を出しているものが傷むわけですから、今後の災害の影響を受けやすくなります。

砕水パイル工法は、隙間がたくさんあるので、水はけが簡単にできます。水害の歴史が多い熊本には、必須な要素です。

 

……

………

……………で、問題は、けっきょくいくらかかるのか?ということですよね。我が家は地盤補強費として100万円見積もっていました。平屋だと地盤補強する範囲が広くなるので、もしかしたら、もっと高くなるかもしれない…と、ドキドキしていました。150万もありえるかも…な。

結果、地盤補強費は52万円でした。

用意していた金額よりも安くて良かった(^-^)その浮いた分は、樹脂のトリプルサッシに変更しているので総額が減ったわけではありませんが、より断熱性能のいい家にできたので満足です。

出来るだけ安く、できるだけ性能のいい家という、一番いいとこどりのラインを目指しています。そのためには何度も足を運んで、何でも調べて、住宅メーカーの人以上の知識をつけていくのも良いと思います。

そして疑問に思ったこと、おかしいと思ったことは、その場で確認していくことです。

今日はこれまで。

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