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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。

私は妊娠発覚と同時に、安静、入院となり、5ヶ月半が経ちました。一時退院できたものの、わずか10日で再入院となってしまいました…。入院したはじめの頃は、時間のある毎日を楽しんでいたのですが、さすがにすることも調べることもなくなり、暇な毎日を過ごしています。

そんなに暇なら、毎日記事を書け!

と言われてしまいそうですが、何も変わらない日常、ただのルーティンだと考えることがなくなり、書きたいことも思いつかなくなってくるのです。今まで毎日が忙しかったのに、突然安静と言われても、時間を持て余すだけです。

落ち着いた入院生活は、夫の努力によるもの。

暇、暇言っている私とは対称的に、夫はものすごく忙しくなりました。

2人の保育園の送り迎え、仕事、毎日往復3時間の電車に揺られ、洗濯、食事の用意、歯磨き、夜泣きの対応などなど、全部夫だけでやってくれています。今まで私がやっていたことが、夫の肩にのしかかりました。1ヶ月とかなら頑張れそうですが、このまま臨月まで入院が続きそうなのです。

はじめの頃は、「仕事しながらの育児と家事って、こんなに大変だったんだな。co-daには本当頭が下がるよ。」とか「男って楽だったんだな。仕事だけしてればいいって、楽。子供が病気しても休むのはco-daだったし、こんなに職場に気を使わないといけないなんて、よく頑張ってたね。倒れるの当たり前だ。」とか、私に対する感謝と賞賛であふれていました。今までゴミ捨てしかしてなかったけど、変わってくれそうな期待感も持てました。

しかし、夫も覚悟を決めて仕事も家庭も回していますが、予想以上に長引く入院と、育児と家事のきつさに、余裕が無くなってきました。

夫の限界が近い!

お金の限界

もうすでに入院費は80万を超えていますし、保険が適用される期間も超えてしまいました。それに、夫だけで子供たちを見るのには、とてもお金がかかります。料理ができないので、外注か外食になります。疲れると、新幹線やタクシーの利用も増え、ストレス発散にビールも飲むようになりました。節約をしたことがない夫は、なぜお金が減っていくのかも分かっていませんし、疲れから自制もききません。無駄使いをしているな~とは思っているのですが、頑張っているので、目をつむっています。

育児の限界

子供には、母親の存在がとても大きいと思います。いつまで経っても、帰ってこないママ。我慢しているのに、いい子にしているのに何故?……精神的に不安定になってもおかしくありません。ママがいい!と毎日泣き、夜中も3度ほど夜泣きします。夫もイライラが溜まり、毎日怒鳴ってしまうそうです。

夫の限界

朝から寝るまで、自由時間のない毎日。夜泣きで取れない疲れ。休日は保育園もお休みなので、朝から遊び相手にならないといけない。体力の限界のようです。女性はもともと強く作られているので、それを全部こなしてきましたが、男性にはとてもキツいのです。日常的に思考が停止し、何度も高熱を出すなど、体調を崩すようになっています。体力的に限界が近づいているのは、体調と言動からも明らかでした。周りへの言動が過激になり、全てのことに対してイラっとするので、病院内でのトラブルも出てきました。

夫のモチベーションを上げる!

主治医に退院できないか交渉するものの、「許可できない。」の一点張りです。退院って、患者の意志ではできないものなんだろうか?何回も退院したいと伝えていますが……。もちろん、家庭の事情によるものと説明していますが、赤ちゃんに責任が取れないので、退院は無理としか言われません。何度か増えた点滴の量も、減らす気配がなく、このままでは退院など夢のまた夢です。

周りからの協力も得られない、私も退院できないのなら、もう少し夫に頑張ってもらうしかありません。夫のモチベーションを上げることにしました。

やったことは、とても簡単なことです。安静の私には出来ることが限られていますが、手紙なら、体に負担をかけずに書けます。限界を感じている人に、頑張ってとか、ここを直したほうがいいとか、節約も意識してほしいとか、言ってはいけません。

○LINEやメールではなく、手書きの手紙のほうが気持ちが伝わる。

○とにかく感謝の気持ちを書く。

○頑張っていることを見ていること、いかに自慢の夫であるかを書く。

○他の人ではできない、あなただから出来ていると書いた。

○無理しすぎていないか?体調をとても心配している。キツいときには、私の病室に子供たちを置いて、マッサージに行くなり睡眠をとってもいいと書いた。

これを手渡しではなく、切手を貼って郵送しました。時間と手間がかかったものほど、人は価値あるものと認識しやすいのです。こんな時まで、節約うんぬんは言いません。手紙にサプライズ感を加えたかったので、可愛い手紙に書いた後、あえて茶封筒に入れました。茶封筒には送り主の名前は書いていません。

夫は自分宛ての郵便は珍しいですし、役所とかかな?と開けたら、かわいい封筒が中から出てきて、驚いてとても嬉しくなったようです。ご機嫌になって、朝も病室に来ていたのに、手紙を見てもう一度病室に来てくれました。いつもの愚痴も、全く言いませんでした。人間、幸せを感じているときには、逆境にも強くなれます。一時的にでも、暗い気持ちが楽になってくれたらいいです。

機嫌が良くなって、やる気がみなぎったようですが、無理して倒れてしまったら大変なので、とにかく早く退院できるように、私も頑張ります。

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