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こんにちは、家族持ち子持ちでミニマリストを目指しているco-daです。

ようやく寒さが落ち着いてきましたが、それでもやっぱり寒い……！なんとかエアコンに頼らないで、激安で暖房できる方法はないかと考えています。

室内での防寒対策は１００均(税抜き)のアレで。なぜか暖かい！

そのために簡易二重窓を作ったり、保温アルミシートで窓を覆ったりしていたのですが、これはあくまで断熱。中と外の熱の出入りを制限するためのものです。

今年の冬は寒い！１００均の物を使って、簡単すぎる簡易二重窓を作ったよ。

簡易二重窓ではまだ寒かったので、断熱性能を上げてみたよ。

換気扇によって徐々に熱は逃げていくので、部屋自体を暖めなければ、エアコン暖房に頼る日も出てしまうのです。そこでいろいろと調べた結果、レンガには蓄熱性があり、一度温まれば冷めにくいという特性に目が止まり、簡易暖房を作ってみることにしました。

レンガを入手して暖房にしてみる！

さっそくレンガを入手すべく、近くのホームセンターへと走りました。もうすぐ寒い時期が終わってしまうので、早くしなければ実験すらできません。

耐熱性のあるレンガを探したのですが売っておらず、とりあえず黒い(熱をよく吸収しそうな)レンガを入手しました。１個４２円のものを２個買いました。

これで暖房がうまくいけば、購入費用の８２円は余裕でペイできますね！期待を込めて制作にあたることにします。

レンガを温めてみる。

本来レンガは火で温まり、火を消した後もじんわり暖かく、徐々に放熱してくれます。冷めにくいということは暖まりにくいということ。火で温めてガス代がかかっては意味がないので、レンジでチンしてみました。レンガやレンジがどうなるかは分からないので、あくまで自己責任です。

８００ｗで３分加熱。

私が期待していたようにアツアツで！というようになりませんでした。レンジは水の分子を振動させて熱を発生させるので、水が必要なのです。そこでレンガに水をかけてみると、グイグイ吸い込んでいきました。

同じく８００ｗで３分加熱。

アツアツです！手で持つと火傷をするので、タオルでつかみました。レンガが床からの冷気で冷めてしまわないように、発泡スチロールの中にレンガを入れました。熱で発泡スチロールが溶けないように、レンガの下に新聞紙を敷いています。

うん、雑ですね。新聞の置き方も適当です。それに、レンガをチンしたので、なんというかレンガ臭が辺りに漂っています。我慢できない程ではないです。

それでも発泡スチロールの上側に、ほわわ～っと暖かい空気を感じます。レンガを濡らしたことで蒸気が少しずつでて、部屋の湿度を上げてくれます。寒い時期は、湿度が高いほど体感温度が上がります。

レンガも頑張っているんだ！

……確かにほんのり暖かい。しかし発泡スチロール(レンガ)の上だけ。部屋全体を暖めるためには、いったいどれだけのレンガとレンジでチンがいるのだろう？電気代がかかっては元も子もないしなぁ…。１時間ほどでレンガは元のように冷たくなっていた。

そうだ！お風呂の湯を作ってみよう！

レンガを温めて水に入れたら、あっという間にお湯が出来ちゃうのでは！？？ガス代が異常に高いので、その方法で節約できたら万々歳である。

さっそくレンガを８００ｗで３分加熱。

期待を込めて、実験用の水にレンガを沈めてみる。今日の外気温は５度。水もひんやりと冷たい。いい実験日和だ。５分ほど待ってから水温を確認する。

温かい……(*⌒▽⌒*)

うおおー！ちゃんと温かいぞ！本来の使い方とは違っているが、室温計で水温を計ってみた。元の水温は９度で４Ｌ。

２３度まで上がっているじゃないか！小さいレンガ２個で、約１４度も上げることができた。まだ入浴するには難しい温度だが、コレだけで感動である！２度繰り返せば、入浴できる可能性がある。あくまで計算上の話だが、１００Ｌのお湯を沸かすには、このレンガが５０個を２度繰り返すか、１００個を１度でするか…？

レンガ１００個は重いな…。何回お風呂と往復するんだい？その間の熱損失は？レンジにかかる電気代と労力に見合うだけの節約効果は？全くもって現実的ではない。料理中にコンロの火の周りに置いておけば、レンジを使わずに温められるなぁ。ただしその時間にお風呂に入るとは限らないし。

それに私は気づいてしまった。

レンガで水を温めるより、水をレンジでチンした方が温度が高いと！完全にバカである。ちょっと考えれば気づいたはずなのに。

私のようにうっかりやってしまわないように、反面教師としてこの記録を残します。

レンガどうしようかなぁ…。ペイどころか無駄になった。ギリギリ加湿器として使えるかどうかだな。とりあえず次の使い道が決まるまでは、インテリアにでもしておこうかと思う。

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